おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・トルコ経常収支9.9億ドル(予想9.0億ドル 前回27.7億ドル)
・英貿易収支-120.23億ポンド(予想-111.40億ポンド 前回-119.46億ポンド)
・英鉱工業生産[前月比]-0.4%(予想0.2% 前回-0.5%)
・英製造業生産高[前月比]-0.3%(予想0.4% 前回-0.6%)
・米消費者物価指数[前月比]-0.1%(予想-0.1% 前回0.0%)
・米消費者物価指数[前年比]1.9%(予想1.9% 前回2.2%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.2%(予想0.2% 前回0.2%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]2.2%(予想2.2% 前回2.2%)
【発言、ニュースなど】
クラリダFRB副議長
「横風が続いても、FRB政策がそれを相殺しよう」
「バランスシートの決定は、FRBの目標と合致する必要」
ムニューシン米財務長官
「米中通商摩擦交渉に関して、月内に劉鶴副首相が訪米、通商交渉を行う可能性が高い」
ユンケル欧州委員長
「ブレグジット合意の成立に向けあらゆる努力が必要」
「もしも合意が得られなければ大惨事になるだろう」
竹田JOC会長の捜査決定
2020年の東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局は日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を贈賄の容疑者とする捜査開始を決定した
英政府報道官
「(離脱延長報道を受け)EU離脱、英政府の方針としては延期しない」
ファーウェイ幹部逮捕
ポーランド情報当局は11日、同国に対するスパイ活動を行っていた疑いで、中国人1人とポーランド人1人を逮捕したと明らかにした(産経新聞)
トランプ大統領
「いまは非常事態宣言を出すつもりはない」「議会が行動するのを期待」
【為替】
アジアタイムのムニューシン発言を受け、為替市場では人民元高優勢となりました。
ドル人民元は欧州タイムに昨年7月以来となる6.738を記録したあと、人民元は緩やかに低下。
ドル円も一時108円14銭まで下落したあとは108円60銭まで買い戻される動きとなり、ドルの買い戻しが目立ちました。
1.15402まで上昇したユーロドルも、1.146台にまで下落して終了しています。
ポンドは離脱延長を巡る報道を受け、乱高下です。
主な対円相場
|
01.11 10:00 |
高値 |
安値 |
01.12 07:00 |
ドル円 |
108.40 |
108.60 |
108.14 |
108.55 |
ユーロ円 |
124.77 |
125.00 |
124.24 |
124.49 |
ポンド円 |
138.22 |
139.48 |
137.64 |
139.37 |
トルコリラ円 |
19.943 |
19.983 |
19.661 |
19.806 |
南アランド円 |
7.818 |
7.855 |
7.793 |
7.834 |
(時間は東京タイム)
引き続き南アランド円は横ばい、トルコリラ円は再び19円80銭まで下落しています。
南アランド円がかなり割高になってきたような気もいたします。
【債券】
米債2年物利回り2.537(-0.039)、10年物利回り2.694(-0.049)
利回り格差16(前日17)
期待インフレ率1.829(+0.012)
ISD1.672(+0.028)
株安、原油安を受け、利回り低下、利回り格差縮小となりました。
【株式】
ダウ23,995.95ドル(-5.97)
ナスダック6,971.48(-14.59)
トランプ大統領の「ここは買い!」の号令を受けクリスマスの安値から24,000ドルまで駆け上がったダウでしたが、さすがに上昇一服、利食い売り優勢となりました。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比2.10ドル高の1,289.50ドルにて終了。
今朝は東京金が11円安4,483円、東京白金は36円安2,831円にて終了しています。
SPDR797.71トン(前営業日比変わらず)←変更があった場合、明日掲載いたします
GSR82.36(前営業日比+0.06)
東京金が動きません。
【原油】
NY原油2月物は前営業日比1.00ドル安の51.59ドルにて終了。
さすがに利食い売り優勢となりました。
また稼働中の掘削装置(リグ)は、前週比4基減の873基となっています。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
11:00 中国貿易収支(時間未定)
16:00 トルコ鉱工業生産
19:00 ユーロ圏鉱工業生産
人間ドックに行ってきます。
今週もありがとうございました。
お問い合わせ Tel:0120-448-520
(平日8:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員