おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・米個人所得[前月比]0.2%(予想0.4% 前回0.4%)
・米個人支出[前月比]0.4%(予想0.4% 前回0.5%)
・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.2%(予想0.1% 前回0.0%)
・米ダラス連銀製造業活動指数29.4(予想28.1 前回28.1)
【発言、ニュースなど】
メルケル独首相
「独首相として引き続き任期を全うする用意がある」
「CDU党首として再選を目指さず」
10年半ぶり安値
中国経済の先行き懸念から人民元安が進んでおり、日本時間17時半には1ドル=6.9560元と、2008年5月以来、約10年半ぶりに安値を更新した
新たな対中関税計画
11月のG20首脳会談の際のトランプ大統領と習近平主席との首脳会談が不調なら米国は、12月始めにも残りの中国からの輸入品リスト全てに新たな関税を課す計画がある(ブルームバーグ)
【為替】
日本時間日付が変わる頃は300ドル上昇していたダウでしたが、一転500ドル以上マイナスとなるなど株価が激しく動いた一日でした。
主な対円相場
|
10.29 10:00 |
高値 |
安値 |
10.30 06:00 |
ドル円 |
111.95 |
112.56 |
111.77 |
112.35 |
ユーロ円 |
127.51 |
128.23 |
127.25 |
127.75 |
ポンド円 |
143.61 |
144.40 |
143.34 |
143.73 |
トルコリラ円 |
20.019 |
20.365 |
19.975 |
20.180 |
南アランド円 |
7.680 |
7.772 |
7.610 |
7.611 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ/円はお盆急落以降高値20.353(10月18日)を抜き高値更新、南アランド/円は今月安値7.511(10月9日)をうかがう動きとなっており、新興国通貨も明暗が分かれています。
【債券】
米債2年物利回り2.818(+0.012)、10年物利回り3.087(+0.011)
利回り格差27(前日27)
期待インフレ率2.063(-0.005)
ISD1.794(-0.006)
期待インフレ率の低下により、ISDも1.8割れとなりました。
【株式】
ダウ24,442.92ドル(-245.39)
ナスダック7,050.29(-116.92)
ダウは一時7月2日以来となる24,125ドルまで下落後、300ドル切り返して終了しました。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比8.20ドル安の1,227.60ドルにて終了。
今朝は東京金が4円高4,422円、東京白金は8円高2,984円にて終了しています。
SPDR754.94トン(前営業日比+5.30トン)
GSR85.00(前営業日比+0.93)
昨晩の内部要因からNYはそんなに買い進まれていないことは想像できますが、CFTCは今晩まで、東京は明日の日中までカウントされますので、引き続き様子をお伝えいたします。
【原油】
NY原油11月物は前営業日比0.55ドル安の67.04ドルにて終了。
株安により、反落となりました。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:30 日本失業率
09:30 豪住宅建設許可件数
17:55 独失業者数、失業率
19:00 ユーロ圏GDP、消費者信頼感など
22:00 米S&P/ケース・シラー、独消費者物価指数
23:00 米消費者信頼感
GSRはNY帳入れで毎日算出していますが、少なくとも2016年以降で初めて85を突破しました。
月足でも2000年以降見られませんでしたので、夕方はこのネタでしょうか。
本当は安値更新となった人民元やドイツ銀行などが気になっていましたが、当サイトは貴金属を中心とした情報発信を目指していますので、GSRの歴史を振り返ります。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員