毎朝<貴金属>コーナーにGSRを書いていますが、"gold silver ratio"の略で、日本語では「金銀比価」。
NY金÷NY銀で表され、通常30~70の間で推移いたします。
30を下回ると銀が相対的に高い状態と言われ、景気拡大局面と認識されます。
逆に70を越えると金が相対的に高い状態となり、株価の調整があると言われます。
この時間帯NY銀が先週末雇用統計発表後の安値15.35ドルを割り込み、
現在15.25ドル近辺まで下落しています。
金も連られていますが銀の下落幅が大きく、現在のGSRは79.14となっています。
これは昨年5月以来の水準で、リスク資産への調整が警戒Maxとなります。
ちなみにリーマンショック時は84でした。
銀の下落は特殊事情かもしれませんが、株価への調整など注意しましょう。
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