狙い目は国慶節後半 | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

秋分の日の連休前後で、ようやく東京金先2本の取組枚数が逆転しました。

 

 

取組

 

 

取組

24,686

26,334

27,796

26,096

 

東京商品取引所「立会によらない取引」にて、この日は⑥、⑧で1,056枚のバイカイが振られています。

このおかげもあるのでしょうが、とりあえず8月限取組がようやくトップに躍り出ました。

8月限発会から、17営業日目のことです。

17営業日が早いのか遅いのか、過去3年分のデータです。

 

発会日

逆転日

日数

 

発会日

逆転日

日数

2018.06.27

08.01

25

 

2017.02.24

03.08

8

2018.04.25

05.16

12

 

2016.12.26

01.10

8

2018.02.26

04.19

37

 

2016.10.27

11.09

8

2017.12.26

01.09

6

 

2016.08.29

09.23

17

2017.10.27

12.07

27

 

2016.06.28

07.06

6

2017.08.29

09.07

7

 

2016.04.26

05.24

16

2017.06.28

07.11

9

 

2016.02.25

03.04

6

2017.04.26

05.23

16

 

2015.12.24

01.29

23

 

平均は12.3日

傾向として、高値にあるときは乗り換えがスムーズにいくので、日数は短くなります。

逆転日までに要した日数と天底の相関性については、別の機会に。


今回注目していただきたいのは、2年前の同じく8月限について。

2016年8月29日に4,260円で発会し、今年同様17営業日目9月23日(金)に逆転しました。

 

 

(このあと再逆転がありましたが、)国慶節、「体育の日」の連休明けに安値4,111円で東京金は底を打ちました(厳密には連休前夜間)。

今年のお盆にわずか1円足らずで抜けなかった4,111円です。

 

その1年前(2015年)はどうだったか?

 

 

この年は8月27日に4,353円で発会、国慶節期間中(~10月7日)10月5日に4,251円で底を打っています。

 

昨年を避けているように思われますので、念のため2017年も掲載。

 

 

7営業日で逆転した昨年の8月限ですが、それでも国慶節、「体育の日」明けに4,586円で安値を付けています(こちらも連休前夜間)。

 

今年も国慶節→体育の日連休パターンで、10月5日の夜を待ちたいところです。

しかし10月5日は「米国雇用統計」「ノーベル平和賞受賞者発表」とイベントが予定されていますので、そのあたりは考慮しましょう。

 

大阪は雨が続きます。

 


にほんブログ村


商品先物ランキング

 

ご質問、叱咤激励メールはこちら

お問い合わせ  Tel:0120-448-520
(平日8:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱

谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員