おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・英小売売上高指数[前月比]0.3%(予想-0.2% 前回0.9%)
・米新規失業保険申請件数20.1万件(予想21.0万件 前回20.4万件)
・米フィラデルフィア連銀景況指数22.9(予想18.0 前回11.9)
・南ア中銀政策金利6.50%(予想6.50% 現行6.50%)
・米景気先行指標総合指数[前月比]0.4%(予想0.5% 前回0.7%)
・米中古住宅販売件数534万件(予想537万件 前回534万件)
・ユーロ圏消費者信頼感-2.9(予想-2.0 前回-1.9)
【発言、ニュースなど】
自民党総裁選
安倍首相が553票を獲得し、自民党総裁選に勝利した
リディントン英内閣府担当相
EU離脱を巡る交渉について、合意までの道のりを85─90%進んでいる、との見解を示した
トランプ米大統領
「OPECは直ちに価格を引き下げる必要がある」
スイス国立銀行
主要政策金利の据え置きを決定し、超緩和的金融政策を維持
今年の経済成長率見通しは2.5─3.0%とし、6月に示した「2%前後」の見通しから上方修正
高峰・中国商務省報道官
「(米国による2000億ドル分の中国製品への制裁関税について)影響を受ける企業のうち、外資系企業が50%近くを占める」
安倍晋三首相
政府・日銀が政権発足時から掲げている2%の物価目標に関連し、今後3年間の任期中にデフレ脱却の道筋をしっかり付けていくとの見解を示した
クガニャゴ・南ア中銀総裁
「CPI(消費者物価)の先行きにはアップサイドリスクがある」
「政策委員のうち3人が利上げに投票、4人は据え置き」
ライスIMF報道官
「貿易問題の中、IMFは新興国を支援する用意」
プラートECB理事
「大規模な金融刺激策は依然として必要」
「欧州経済は引き続き拡大」
「インフレの持続的な収斂に対して楽観」
【為替】
ダウが8カ月ぶり最高値更新を続けるなか、ドル円は7月20日以来となる112円50銭レベルまで上昇。
主な対円相場
|
09.20 10:00 |
高値 |
安値 |
09.21 06:00 |
ドル円 |
112.288 |
112.583 |
112.042 |
112.479 |
ユーロ円 |
131.168 |
132.517 |
130.910 |
132.431 |
ポンド円 |
147.585 |
149.290 |
147.345 |
149.202 |
トルコリラ円 |
17.905 |
18.243 |
17.562 |
18.068 |
南アランド円 |
7.662 |
7.874 |
7.637 |
7.850 |
(時間は東京タイム)
また前日に続き欧州通貨の買い戻しも継続しており、ドル安円安となっています。
ユーロ円は今年GW以来となる132円回復、ポンド円も7月19日以来の水準です。
【債券】
米債2年物利回り2.799(+0.009)、10年物利回り3.063(+0.000)
利回り格差27(前日27)
期待インフレ率2.150(+0.004)
ISD1.886(+0.015)
イタリア債が売られたため、米伊利回り格差は縮小しました。
【株式】
ダウ26,656.98ドル(+251.22)
ナスダック8,028.23(+78.20)
ダウは今年1月29日から2週間の下げを8カ月間で取り戻し、最高値更新となりました。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比3.00ドル高の1,211.30ドルにて終了。
今朝は東京金が23円高4,353円、東京白金は43円高2,995円にて終了しています。
SPDR742.23トン(前営業日比変わらず)
GSR84.68(前営業日比+0.07)
東京白金6月限の出来高はチェックしましょう。
【原油】
NY原油11月物は前営業日比0.45ドル安の70.32ドルにて終了。
トランプ大統領のツイッターを受け、反落しました。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:30 日本全国消費者物価指数
13:30 日本全産業活動指数
16:30 独製造業PMI、非製造業PMI
17:00 ユーロ圏製造業PMI、非製造業PMI
22:45 米製造業PMI、非製造業PMI、総合PMI
ユーロが上に抜けてきました。
お彼岸までは貴金属ショートポジション維持としていますが、さらなる上昇となれば売り撤退も視野に入れないといけないです。
本日もよろしくお願いいたします。
お問い合わせ Tel:0120-448-520
(平日8:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員