【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は(8月)28日、6月の日米首脳会談でトランプ大統領が「私は真珠湾を忘れない」と述べ、対日貿易赤字問題などをめぐり安倍晋三首相に強い不満を表明したと報じた。
【時事通信】自民党の石破茂元幹事長は(8月)29日、東京都内で講演し、米国のトランプ大統領が6月の日米首脳会談で「私は真珠湾を忘れない」と発言したとされることについて、「友情と国益は別だ」と述べ、トランプ氏との信頼関係をアピールする安倍晋三首相に毅然(きぜん)とした対応を促した。
【産経新聞】(トランプ氏が「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と発言したことについて)実際に真珠湾への言及があったのは4月18日に、米南部フロリダ州で(日米)両首脳がゴルフを開始する場面だったという。政府高官によると、トランプ氏は「日本は、米国をたたきのめすこともある強い国じゃないか」と真珠湾攻撃を持ち出してジョークを述べた。日本を脅かしたり不快感を示したりしたわけではなく、むしろ日本を称賛する文脈だった。
1年前の9月雇用統計発表を前に、「トランプ政権下での米国雇用統計」という記事を書きました。
相次ぐ金融緩和を武器にオバマ政権下では米国の雇用環境が大幅に改善されていたため、トランプ政権が始まった当初は雇用環境の先行きにも黄色信号が点灯していました。
ところが予想に反し雇用環境はさらに好転、政権発足以来半年が経過した時点で、新たな雇用者数をなんと107万人も創出していたのです。
さらに1年が経過しました。
2018年7月分(8月発表)NFPまでの累計は、321.1万人にものぼっています。
Jobs Created during Trump Administration
月平均が17.8万人増となっており、オバマ政権の平均9.6万人/月と比べても素晴らしい数字ではないでしょうか。
冒頭レベルの「フェイクニュース」でしたら、まだ疑うこともできるでしょう。
しかし通常我々は、フェイクニュースかどうか見極める方法を持ち合わせていません。
「プロパガンダ」は常に周りで渦巻いています(特にトランプ政権では)。
確かなことは、トランプ政権では雇用環境がさらに改善され、株価も上昇しているということです。
8月分米国雇用統計は、日本時間明日21時30分発表予定です。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員