おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
特になし
【発言、ニュースなど】
ドミニク・ラーブ氏
英政府は9日、ドミニク・ラーブ氏をEU離脱担当相に任命
ジョンソン・英外相
EU離脱をめぐりメイ首相の方針に反発したジョンソン外相が辞任した
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
ECBは2019年夏にかけて金利を現在の水準にとどめるとの姿勢を示したが、その後のいかなる金融政策の引き締めも様子を見ながら実施されるべき
ドラギECB総裁
「経済ファンダメンタルズの基調は引き続き底堅い」
「保護主義の高まるによる脅威がより一層顕著になっている」
トランプ米大統領
「中国が北朝鮮にネガティブな圧力を行使している可能性」
「金委員長は署名した文書を尊重すると信じている」
ジェレミー・ハント氏
「ジェレミー・ハント氏、英外相に就任」(一部報道)
メイ英首相
「離脱の移行期間が延長されることはない」
【為替】
昨晩の主役はポンド。
前日から「ソフトブレグジット」期待進展により買われていたポンドは東京時間昨日夕方に対円で147円61銭、対ドルで1.3362まで買われる動きとなっていました。
しかし離脱強硬派である閣僚の辞任を受け、英政治リスクが再び意識される動きに。
ポンド円は一時146円10銭、ポンドドルは1.1390まで下落しました。
1.17905まで買い進まれたユーロドルも連れ安となり、現在は1.17台中盤での取引となっています。
欧州通貨下落によるドル買い戻しの動きから、ドル円は一時110円90銭まで上昇。
ユーロ円は依然130円台しっかりの動きが継続しています。
【債券】
米債2年物利回り2.557(+0.021)、10年物利回り2.856(+0.035)
利回り格差30(前日29)
期待インフレ率2.140(+0.001)
ISD1.841(-0.012)
CFTC米10年債-500,076枚(-144,752枚)
株式市場の大幅高により、債券は売られ金利は上昇しました。
50万枚売り越しはおそらく史上初めてのことと思われます。
【株式】
ダウ24,776.59ドル(+320.11)
ナスダック7,756.20(+67.82)
アジア株大幅上昇の流れを受け継いだ動きとなりました。
【貴金属】
NY金8月物は前営業日比3.80ドル高の1,259.60ドルにて終了。
今朝は東京金が7円高4,478円、東京白金は6円安3,035円にて終了しています。
SPDR800.77トン(前営業日比-1.47トン)
GSR78.05(前営業日比-0.10)
CFTC金78,327枚(+1,655,枚)
CFTC銀24,682枚(-9,539枚)
CFTC白金-6,902枚(-787枚)
CFTCパラジウム8,871枚(+280枚)
先週のCFTCから、どのような印象をお持ちになられましたでしょうか。
【原油】
NY原油8月物は前営業日比0.05ドル高の73.85ドルにて終了。
株高により、最後はプラス圏での引けとなりました。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:50 日本マネーストック
10:30 中国消費者物価指数、生産者物価指数、豪NAB企業景況感指数、企業信頼感指数
17:30 英鉱工業生産、製造業生産高など
18:00 ユーロ圏ZEW景況感調査、独ZEW景況感調査
SPDRから、まさに「2017年7月が意識される」展開となっています。
夕方は、今朝発表になったCFTCの検証です。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員