2月14日記事「2月限指示日を前に白金盛り上がる(2)」にて、当時3,370円辺りであった東京白金について、以下のように推察いたしました。
東京白金はここから3,450円まで戻り、2週間後に3,250円まで下落します。
また、2月27日記事「東京金5番限残り具合から、2016年夏型と推測 」でもさらなる下値警戒としました。
両記事に共通するのは、2016年8月29日の発会日です。
白金に関しては取組減少と罫線が同じということで、金に関しては5番限の残り具合という違うアプローチではありましたが、それぞれが2016年8月29日を指し示しました。
特に金は海外買い国内売りまで似ており、2016年8月を強く意識する内容です。
2016年8月以降の気になる動きですが…、以下のようになりました。
・白金:3,478円で発会後、10月24日に安値3,145円で底打ち。その間取組は増え続け、発会日総取組40,510枚が10月24日には60,855枚に(トランプ当選!11月8日は7万枚越えも、データに信頼性なし)。
・金:4,260円で発会後、10月11日に安値4,111円で底打ち。この日は80円ほどの下ヒゲとなっており、翌日の当ブログによると、「ポンド誤発注」「ランド急落」が要因であると考えたようです。
偶然にも金、白金両銘柄に関して2016年8月を意識することとなりましたが、一方で特に金に関してはこの1週間で買いポジションにしないといけない必要性も感じます
白金が3,450円ゾーンに到達したのも1週間前ですから、2週間後となると来週です。
来週は全人代開幕、ECB理事会、日銀会合と続き、その後もパラリンピック開幕、米雇用統計とイベントが続きます。
重要な1週間となりそうです。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、オプション)、証券一種外務員
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