東京金は取組が減るまで待とう | 浪風谷本

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次の10年へ

一昨日更新の「内部要因2月21日」にて、次のように書きました。

 

東京金取組はこれ以上増えてほしくなく、白金取組はこれ以上減ってほしくない。

 

実際に東京金の取組高は増加の一途を辿っており、昨日23日時点で102,708枚は今年最高。

インチキなしでは、昨年12月15日以来の水準です。

そう、買い方にとってみれば思い出したくない引け値4,520円の日以来です。

当時102,370枚まで膨らんだ取組高でしたが、その後の価格上昇によりどんどん減り続け、年明けの連休明け1月9日時点でついに82,148枚まで落ち込みました。

そこから再び価格下落のたびに取組が増え、現在に至ります。

2017年型取組は一般投資家売りポジションにより作られた10万枚でしたが、これまでのところ2018年型は一般投資家買いポジションによるものと言えるでしょう。

 

 

上記の取組高、一般投資家買い越し推移をみると、先月後半の下げ以降一般投資家が買いポジションになったことがよく分かります。

ダボス会議ですね。

一般は2月5日の4,740円でいったんポジション縮小したものの、その後の下げでは一貫して買いです。

前日2月4日の取組高は86,645枚、一般投資家ポジションは3,002枚買い。

わずか3週間で取組高102,793枚、53,750枚買い越しまで膨らみました。

冒頭の「これ以上増えてほしくない」は、増えた玉はほぼすべて一般買いで、下げの燃料にしかならないように思えたからです。

取組が減ることが、上昇への絶対条件でしょう。

4,700円台前半~4,500円台後半、枚数にして約50,000枚の買いポジションの行方やいかに。

 

試験を受けたときに取引所の方に聞きましたが、2017年の場勘定を獲ったのは一般投資家でした。

3月には水星逆行期間もありますし、パラリンピックも終わります。

そもそもNY金は崩れていません。

来るべく次の上昇波動にしっかり乗りたいですね。

 

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、オプション)、証券一種外務員

 

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