おはようございます。
概況
昨晩はどのチャンネルを回しても「キプロスショック」の文字が躍っていましたが、
実際には他の欧州諸国への影響が見られなかったためリスク回避は一服。
オセアニアタイムや東京タイム終了間際にドル円は94円前半でしたが、
現在のところ約1円戻しております。
しかしキプロスでは議会の説得に失敗したもようで、
10万ユーロ以下の預金を保護する替わりに10万ユーロ以上には15.6%の課税。
日本時間で今晩夜中1時から課税案の採決が行われるようですが、
混乱を避けるためキプロスでは今日明日の銀行業務は休業となるようです。
キプロス問題を嫌気したのか、ダウも62ドル安にて終了。
本日は白川総裁退任やFOMCもあり、明日の祭日が吉と出るか凶と出るか。
お彼岸ぐらいはゆっくりと思いましたが、さすがに相場から目が離せませんね。
貴金属
NY金4月物は12.00ドル高の1,604.60ドルにて終了。
欧州は買うけど、アメリカ人は売るやろうの典型でした。
とはいえ相場は行って来いとなり、昨日ほとんど縮めていないのが悔やまれます。
どう考えても欧州の問題であったので欧州タイムでの下落に期待していましたが、
なんのことはない、東京終わった瞬間からドル円は堅調に推移いたしました。
本日も下落なら内部要因の悪化も予想され祭日明けが楽しみでしたが、
さすがに売りで突っ張るわけにもいかなくなりましたね。
本日の経済指標
18:30 英消費者物価指数、小売物価指数など
19:00 ユーロ圏建設支出、ZEW景況感調査、独ZEW景況感調査
21:30 米住宅着工件数、建設許可件数
子だくさんのひとり言
今晩のキプロス採決は東京市場で吸収できますが、
FOMC下抜け期待だったのに完全に遠のいてしまいました。
21日にはECB理事会や黒田新総裁所信表明演説もありますから、売りは厳禁か。
とはいえNYは1,560ドルのときから4週目ですので、そろそろMC天井か。
粘れるものならこのまま放置したいです。