おはようございます。
概況
昨日の朝に終了したユーロ圏財務相会合にて、融資の決定は来週に持ち越し。
月曜日はアメリカ債権市場が休場であったこともあり、
昨日の朝からユーロ安の動きとなりました。
16日に50億ユーロの国債償還を迎えるギリシャにとっては痛い内容でしたが、
昨晩の短期債入札により目標額の41億ユーロを調達。
今週末はなんとか乗り切れることとなりました。
しかしこのような綱渡り的な状況なのでユーロは21時半ぐらいまで不安定な動き。
独ビルト紙が「ギリシャ政府は440億ユーロの金融支援を獲得、ドイツ政府容認」
と報道したことにより持ち直す場面もありましたが、
EU財務相会議での足並みの乱れや独経済指標の悪化もあり再び軟化。
NY時間に入るとこちらはこちらで「財政の崖問題」の懸念が根強く、
ダウは持ち直す場面もありましたが結局58ドル安にて終了いたしました。
依然IMFとEUの間でギリシャ支援に関しての溝がありドイツに期待が集まりますが、
来年再選を目指すメルケル嬢としては苦しいところなんですよね。
来週20日までは引き続きギリシャ支援で不透明な動きとなるでしょうが、
ギリシャでこれですからスペインの破綻処理なんてユーロ圏では無理なんでしょう。
貴金属
NY金12月物は6.10ドル安の1,724.80ドルにて終了。
1,720ドルを割ったときには下かなと思いましたが、4,400円の壁は厚いですね。
日中も夜間も相当4,400円の買い指値オーダーが出ていましたが、
逆にここを割ったら下確定と考えていますが…。
皆既日食だ新月だとありますが、ここは変化日ですから期待しています。
2.5%で40ドル少々ですから、国内換算で約100円。
大統領選前の安値まではあると思っているのですが。
売り越しのまま放置中です。
本日の経済指標
08:30 豪ウェストパック消費者信頼感指数
18:30 英失業率
19:00 ユーロ圏鉱工業生産
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:30 米生産者物価指数、小売売上高
24:00 米企業在庫
28:00 FOMC議事録公開
子だくさんのひとり言
今朝の冷え込みは、12月中旬並みだそうです。
またしても相場が止まってしまいましたが、変化日ですので注意しましょう。