おはようございます。
概況
日本時間夕方にリッカネン・フィンランド中銀総裁による
「OMT(ECBによる国債買入プログラム)はユーロ圏全体に適用されよう」
との発言をきっかけにユーロ・ドルは再び1.3を突破。
ユーロ円も102円台へと戻しました。
基本的には指標発表もなく、欧州をめぐる強弱見方が分かれるなか、
ダウも最終的には17ドル安と小反落にて終了。
スペインが全面支援を要請するとの期待が下支えしたようです。
貴金属
NY金12月物は7.80ドル高の1,778.00ドルにて終了。
瞬間高値も1,790ドルがあり、引け値ベースでも2月以来の高値で終了。
日付が変わる前に4,500円から一気に下落する場面がありましたが、
ユーロに実需の大口売りが出たとの見方から単なる利食いと思われます。
今日はお彼岸なのに、まだこんな高値を付けているなんて…。
昨晩売り指値が成立してしまい、もう少し売り越しが増えました。
このまま様子見としております。
月曜日の経済指標
17:00 独IFO
21:30 米シカゴ連銀全米活動指数
23:30 米ダラス連銀製造業活動
子だくさんのひとり言
来週は特に大きな予定はなく、引き続き中国や欧州リスク継続でしょうか。
中国は国慶節ということで、月末から大型連休入りへ。
このあたりから下落の展開とならないでしょうか。
ひょっとしたらオオトリは中国の緩和策となるかもしれませんが、
出すなら来週末にしてほしいものです。