今年２月に総務省から公表されました【国勢調査の速報値】によりますと、１９２０年の調査開始以来、日本の総人口が初めて減少に転じたとのことです。
テレビや新聞では、連日のように【少子高齢化】という字面がならび、それに伴いこれまで機能しておりましたさまざまな地域行事などが、担い手不足という名のもとに徐々にではありますが確実に立ち行かなくなってきております。
そんな中、先日、愛知県は瀬戸市にて開催されました【第５５回 せと陶祖まつり】に御神輿の担ぎ手として参加してまいりました。
このお祭りは、世界に名だたる陶磁器【せともの】の開祖 、加藤四郎左衛門景正 a.k.a. 藤四郎の遺徳をしのぶ祭事として、毎年４月の第３土・日曜日に開催され、御物奉献大行列など、
瀬戸市内でさまざまな行事が執り行われます。
このたびお披露目いたしました御神輿のうち１基は、絵の描きかたをご教授たまわっております丸山先生が、土台から装飾品に至るまでそのほとんどすべてを自作されたとのことで、
お祭りに参加されたどなたよりも格別の気合いを入れて担がせていただきました。
・・・が、日頃より座椅子にこしかけ日本茶片手に煎餅をほおばりながら、［暴れん坊将軍］や［水戸黄門］の再放送観賞にいそしんでおるツケがまわり、早々に足腰を痛めリタイアを申し出ました。
これまで、道路や上下水道などのインフラをはじめ、福祉や医療といった行政サービス全般、お祭りなどの地域行事は与えられることが当然のように錯覚しておりましたが、この機会に自分がそれらに対して何ができるのかを自身にいま一度問いかけてみようと存じます。
名古屋市熱田・瑞穂・伏見の賃貸マンション経営
［有限会社ファルコン］