【経済】という言葉を耳にして、真っ先にどのようなことを想い浮かべるでしょうか?
今は昔、ドイツの経済学者カール・マルクスさんは『資本論』という小難しい著作を刊行し、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150208/17/falcon-ltd/7c/d2/j/t02200262_0503060013212162150.jpg?caw=800)
世界全体がいかに階級社会であるのかを世に知らしめようとされました。
そして、月日はながれ。。。
フランスの経済学者 トマ・ピケティさんが『21世紀の資本論』という、これまた難解な著作を上梓されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150208/17/falcon-ltd/1c/18/j/t02200165_0600044913212162151.jpg?caw=800)
下段2冊は早々に本棚の肥やしと相成りました
これによりますと、以下の3つのことが回りくどく書かれております。
①資本収益率は経済成長率を上回る。
(労働によって得られる賃金上昇率よりも、株や不動産などの投資収益率のほうが大きい)
②それらの不平等は世襲を通じて拡大する。
(お金持ちの子はよりお金持ちに、貧乏人の子はますます貧乏に)
③これらを打開するためには、世界同時にいっせ~の~せっで富裕層への資産に対する課税強化が必要。
(あくまでも理想だけどね♡)
つまり、ひと言で申しますと、
経済的なことは生まれたときからすべて決まっていますよ
というミもフタもないことが記されております。
しかしながら、このような分厚い書籍を読まずとも古来からの身分制度は目に見えぬところで脈々と続いておると、皆さま幼い頃よりうすうす気づかれているのではないでしょうか。
そう、それはすでに小・中学校の頃からはじまっているのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150208/17/falcon-ltd/7e/b1/j/t02200269_0490060013212162149.jpg?caw=800)
上述した、マルクスさんは[支配する者/支配される者]の二極の層によって社会は成り立っていると述べられておりますが、それらは学生時代に[イケてるグループ/イケてないグループ]に自然分化していくさまに収束されておるように思われます。
世間のオトナの多くは優しくないので、なかなか本当のことを教えてはくれません。
俗に言う成功をおさめたかたがたは、みな口をそろえておっしゃいます。
「自分は運が良かっただけだ」 と。。。
すなわち、
努力してもできないものはできないし、努力しなくともできるものはできる
のです。
それならば、それが自分にとって何なのかを探すことに尽力したほうが手っ取り早くより確実なのではないでしょうか。
そして、何より重要なことは[支配する者・富める者・勝ち組・成功者・イケてる者]が果たして幸せなのか?ということです。
かつて【地球上の富の半分を持つ男】と謳われたハワード・ヒューズ氏は生涯にわたり孤独感から逃れられず、晩年は強迫性障害に苦しみながら孤独な最期を迎えました。
自身の分をわきまえ努力を惜しみながら平々凡々と生きて、静かに人生の幕を閉じられればこれ幸いに存じます。
名古屋市熱田・瑞穂・伏見の賃貸マンション経営
[有限会社ファルコン]