初の開催となる今回、進行や管理は他チームの担当。
しかし、後に担当が回ってくる可能性もあるため、研修のためにチーム全員で見学することとなりました。
言わずもがな・・・人間競馬と電流鉄骨渡りは、死の危険性が高い狂気の沙汰。
確かに、チーム利根川の黒服はみんな心優しいですから・・・そんな常軌を逸したギャンブルを考え付くとは到底思えなかった。
企画をした時点で殺人の幇助とも取れますし、それに向けて一丸となって準備するような姿も見たくなかったからね・・・。
いきなり利根川を悪人モードにするのも不自然ですから、チームのイメージを保つ意味でも、これは会長自らの発想とする他になかったのかもしれません。
堂下は人間競馬の内容を質問しますが、
利根川はあまりに悪魔的過ぎるからと、敢えて詳細には口をつぐみました。
確かにアレは・・・自分の目で確かめた方が手っ取り早いかもね。
そして3日後、午後8時。
スターサイドホテルの地下には多重債務者が集まっていました。
しかし、
その光景はあまりに非人道的。
残念ながら帝愛の圧倒的コンプライアンスにより、一部始終が規制されてしまいました・・・!
まあ・・・これも難しいですが、人間競馬はそのまま描くと殺伐としすぎてトネガワの作風にはそぐわない。
かといってギャグに転換するのは不謹慎ですし、これは苦肉の策かな。
阿鼻叫喚の宴が始まりましたが・・・
チームでただ一人、山崎だけは現場に来ていませんでした。
というのも、この日は1週間前から申請していた有休の使用日。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170722/01/fake-or-bluff/95/c1/j/o0960093213987702508.jpg?caw=800)
人間競馬の方はいよいよ出走ですが、またもコンプライアンスに引っ掛かり割愛!
そして人間競馬も終了した頃、山崎も店を後にして池袋のドン・キホーテへ。
特に目的もなく散策していると、イタズラグッズのショックペンが目に留まりました。
芯を出そうとノックすると電流が走るヤツですね。
確かに展示されてたら試したくなる。
いや電流のレベルが全然違うわ(^◇^;)
何このしょうもない対比w
それが狙いでしょうけれど、何とコメントしたらいいのか分からんw
とはいえ当然・・・凄惨な鉄骨の方は見せられないわけで、
そして債務者たちが星と散っている頃・・・
山崎は趣味のボルダリングで汗を流していました。
気付けば夜も23時を回り、帰宅の途に就く山崎。
すっかり放置していたスマホをチェックすると、LINEに20件の未読が・・・!
それは、利根川を除くチームで作ったグループチャットでした。
というか、山崎のアイコンは誰・・・?
そんな砕けた表情は見たことがないけど、山崎本人なのかな。
屈託なく笑っている山崎は貴重だ。
山崎は翌日になって真相を聞いたようですが、読者にとっては最後まで詳細不明のまま、今回は終了。
残念ながら
やはり・・・
※月刊ヤングマガジン№8より。