賭博堕天録カイジ和也編・99話「信奉」感想 ~フェアな悪人・兵藤和也~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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前回から2週間、待ちに待ったカイジ再開2話目です。
ギャンブルの装置の大仰さに戸惑うカイジに対し、ここまで沈黙を保っていたチャンが辞退を勧めます。
理由は2つ。まずは場が完全に敵のフィールドである事。
和也付きの黒服が4、5人いるので仮に勝っても揉み消される可能性があるわけです。
例)お前が最初に言い出したんだぞ・・・!金は要らんから電流を切(ry

・・・そしてもう一つはその大がかりな仕掛け。
構造を知っているのは和也側だけですから、イカサマし放題だという事。
おお、流石に「チャンは聡いな!」  ・・・まあ当たり前か。
当然の心配ですが、カイジはある確信があるようです。

単純に言えば性格は悪いが、良い意味でも悪い意味でも妥協はしない、ガチに拘る男との事。
救出でも心理誘導こそしたものの、大筋のルールは壊さなかった点を買っているようです。
(光山のベルト固定の判定はグレーですかね?)
確かに和也は親の七光りによる偽りの感情を嫌っていましたから、自らぶち壊したりはしないでしょうね。

今夜は決着の夜!偶然も含め・・・カイジとオレ!
どっちの「真実」が強いか?正しいか?

直後のこの和也のセリフからも真剣度は伝わってきます。

今回は最後に例のポーカー台の名称が明かされ終了。
機械の名前は「マザー・ソフィー」
タイトルの信奉の対象であり、和也曰くこのマザー・ソフィーに愛されなければ勝利は無いようです。

というわけで、正直今回はあまり進展はありませんでした。
次回はワンポーカーのルール説明だそうです。


※ソフィーと言えば私はハウルしか思いつかないな・・・。
検索かけても人名ばかりですし、単語としての意味は特に無いのかな?