コロナ禍
こんにちこんばんは ![]()
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病院実習
に行けず、on-line実習
となって
看護学生
さん みんな つらいですね
できることをやる
、しかないです
領域別実習にかぎらず、1、2年生の基礎実習でも
バイタルサインの測定は欠かせませんね
ご家族同居の学生さんなら、ぜひ、ご家族![]()
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に
バイタルサイン測定の練習を お願いしてみてください
声掛けのしかたや、立ち居振る舞いも、
可能なら 実習に見立ててみる
と、なおいっそう
良いと思います
では、スキルの基本を おさらいしていきます
1 体温の測定方法
1) 腋窩(えきか=わきのくぼみ)温
・・・腋窩動脈が 走行しており、外気にさらされず 体腔(たいくう)の温度を維持 してるから 体温測定 に 適している
腋窩 が、汗で湿っていないか確認し、湿っていたらふきとる
体温計の 先端の 感温部が 腋窩のまんなかに 当たるように、体軸に対して ななめ30~45度の角度で挿入する
上腕二頭筋 と 大胸筋が 接触するように、測定側のてのひらを 反対側の胸に当てて、腋窩の閉鎖腔をつくり 測定する
2) 口腔温
・・・女性の基礎体温測定はこの方法
測定前に、熱いものや 冷たいものを摂取していないか、また、口腔内に口内炎といった 炎症がないか視診する
舌の先端を 口蓋に当てるようめくってもらい、舌小帯に沿って 体温計を挿入する
外気にさらされ温度が逃げないように口唇を閉じ、測定が終わるまでしばらく舌を動かさないように患者さん(役)の協力を得る
子どもの場合は体温計を持っていてあげる
3) 鼓膜音
・・・耳式体温計、 いわゆる “みみっぴ” で 測定する
耳介を うしろに引き上げ、外耳道 をまっすぐに (赤外線が鼓膜の温度を感知するように) する
体温計の感温部が まっすぐ 鼓膜の方向に 向くように 挿入する
(*コロナ禍、病院でもどこでも、非接触体温計が普及していますね)
2 脈拍の測定方法
*ここでは、橈骨動脈(とうこつどうみゃく)の、 触診での測定方法 をかきます
脈拍への 影響因子(年齢、精神的緊張やリラックス、食事、入浴、運動・活動量、飲酒、喫煙、排せつ時の努責<いきみ>など) を 念頭におくひつようがある。たとえば 患者さん(役)の緊張を避け、安定した状態の脈拍を測定する
看護師の 示指、中指、薬指の3本の 指腹 を患者さん(役)の動脈部位に軽く当てる
秒針のある時計
を使って、脈拍数を1分間測定する
このとき、脈拍のリズムがととのっているか、脈の硬さ、左右差なども診れるとよい
*手指からの感染予防のため手洗い・アルコール消毒を頻繁に行うため、腕時計は、病院では たいてい 外しています
3 血圧の測定方法
*ここでは、アネロイド血圧計 による測定方法 をかきます
血圧計の目盛り、マンシェット、ゴム嚢、送気球、聴診器に故障はないか確認する
マンシェットの中のゴム嚢の位置を確認する
患者さん(役)に 肘を 伸ばしてもらい、患者さん(役)の 上腕動脈の走行を確認して、マンシェットの ゴム嚢は 上腕動脈のやや内側 になるように マンシェットを巻く
このとき、肘から1~2センチ 上に マンシェットの下縁がくるように巻く
巻き方は、ゆるすぎず、きつすぎず、指が1~2本入る程度に巻く
マンシェットの位置を心臓の高さにあわせる(血圧計を心臓の高さにするのではない)
聴診器を耳に装着し、マンシェットの下縁あたりで動脈の拍動が触診できたところに、聴診器の膜面部を当てる
送気球のねじをしめ、患者さんの通常の血圧値よりも20mmHgほど高めになるように空気を送る
ゆっくりねじをゆるめて減圧する
減圧の途中の、1回目のコルトコフ音を 収縮期血圧、聴こえ終わりのコルトコフ音を 拡張期血圧とする
(最後まで聴こえるときは、拡張期血圧0mmHg)
おわりの見えないコロナ禍
病院実習
に行けないこともありますが、バイタルサイン測定なら おうち実習が できる
ご家族![]()
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の協力を得てやってみましょう![]()



