僕の家の玄関には一枚の
黄色の大きなポスターがかかっています。

でも、家にやって来るお客さんは誰一人として
そのポスターに興味を示しません。
でも、僕にはとても大切な大切なポスター
なんです。
THE FACTORY
そのレーベルを初めて手にしたのは
1981年頃 当時僕のたまり場だった
FAIRO VANZのメンバーの部屋だった。
その部屋はまるで宝箱のように
DAFからThrobbing Gristleまで
たくさんのニューウエイブのレコード
が積み上げていてた。
そこで聞いたのが
A CERTAIN RATIO: To Each...
FACT 35
実はこの FACT 35っていうのが
このレーベルの最大の特徴で
簡単に言うとレーベル発表のカタログ番号なわけ。
普通レーベルの通し番号は例えば
BLUE NOTEなら1506番4021番台と
各レコードに番号が振ってあるんだけど
当たり前だがレコードにしかその番号は
付けないわけで、Reid Milesが手掛けたデザインワークや
Francis Wolffの写真には番号はついていない。
FACTORYは
裁判訴訟FACT61・事務所で飼ってる猫FACT191
果てはレーベル創立者の棺桶FACT501まで
全てに番号がついているのです。
僕はNEW WAVEというムーヴメントを感じる時
このFACTORYのカタログ番号だけで心が震えてしまう。
NEW WAVEという言葉は、危険な言い方をすると
スタイルだと思う。
NEW WAVEて
BEATや音楽性やそんなものどうでも良くって
表現の仕方とか発信の仕方だと思ってしまうボク。
阿部薫をNEW WAVEと呼ばないけど
Nam June Paikが音をだしたら
それはNEW WAVEだと思ってしまうボク。
昔京都のBIGBANという箱であるLIVEがあった。
昔はNEW WAVEのGIGというと5バンドから
酷い時は10バンドぐらい出演していて
その中に
「ガーディニア エンジェルス」という
女の子ばかりのBANDがあったんだけど
彼女たちはその日登場するなりケーキを食べて
帰っていった。
そんな発信の仕方が当たり前に通っていた。
(もちろん彼女たちはミュージシャンです。
その中のメンバーのソノコ女史はその後
ベルギーに渡りクレピュスキュールという
レーベルから素敵なアルバムを出している。
その中のメンバーのパセリ女史はPILの初来日の
時京都 アビエックス(昔のザ・シーン)であった
PIL京都公演の後の打上げでJohn Lydonにさくらんぼ
を手渡しながら「ブタ!」と素敵な声で言っていた。)
そのGIGに出演していて何をしたのか今では覚えて
いないけれど、漫画家ヒサウチ ミチオ氏もやはり
僕にとってはNEW WAVEだった。
FACTORY
Joy DivisionやThe Durutti Columnという
素敵BANDで始まり・Peter SavilleがいてHaciendaと
いうCLUBがあってHappy Mondaysで終わってしまった
FACTOY。
FACTOYについては映画と小説24アワー・パーティー・ピープル
や詳細をサイトでも知ることができます。
ところで
僕の家にかかってるポスターは何番かって?
それはね
FACT1
なんだぜ

FACT 191 THE NECO

FACT 35 A CERTAIN RATIO: To Each...

FACT 25 JOY DIVISION: Closer