
今年は
4月に続いて二度目の釜山。何より近いのは手軽でいい。関西空港からだと沖縄、北海道よりも近い。写真は中心部ソミョンのすぐ北、釜田市場(プジョンシジャン)のおかず屋。いくつか買って帰って白いご飯で食べたくなる。
今回のレポートは、
・金海空港でktのWi-Fiルーターをレンタル
・西面のコンビニでOlleh Wi-Fiカード1×4を買う
・金海空港 帰国時待機ロビーのWi-Fi状況
おまけで、
・金海空港から市内へ電車で行く
・プサンビジネスホテル
韓国でもプリペイドSIMカードは販売されているが、短期旅行者向けの安価なものは無く、開通手続きも面倒だそうだ。なので、現状ではレンタルルーターが現実的な選択肢となる。電話番号は無いが、ネットでいくらでも通話出来るので良しとする。
前回と同じじゃないかと言われそうだが、全く同じではないし追加情報もあるので、また読んでいただいても損はしない。それにこういう情報は刻々と変わっていくので、少しでも新しい方がいい。
●金海空港でktのWi-Fiルーターをレンタル
金海空港の到着ロビーには、SK、kt、LGの3社のカウンターがある。本当はいろいろ借りてみるのがいいのだが、コネストの割引きにつられて、またktにしてしまった。2日で500円ほどしか違わないのだが、一食分だと思うとつい。
カウンターでは、コネストの予約プリントアウトを見せて、「Wi-Fiルーターレンタルお願いします。予約あります」と韓国語で言ったら、お姉さんは最後まで韓国語で説明してくれた。もちろん日本語も通じるので、遠慮せず日本語で話せばいい。英語でも韓国語でも、マニュアルのコピーにマーカーを入れながらの説明だし、言うことは決まっているのでだいたい分かると思う。要は返却場所と、トラブル時の連絡先が分かればいい。
カード決済なので現金は不要。あわてて両替することもない。パスポートを見せて、いくつかサインして、最後につながるかどうか自分のスマホでIDパスワードを入れてチェック、スムーズに終了。前回もそうだったが、ktのカウンタースタッフは、にこやかでいい感じだ。
返却時は、チェックインカウンターからエスカレーターで吹き抜けの3階へ上がり、向かって右側の端。ピーチのチェックインカウンターとは反対側になる。konestのクーポンで2日間11,000ウォン、VAT込み。

両替は銀行の窓口で。到着ロビーを見回すとすぐわかる。だいたいどこの空港でも両端にあることが多い。

Wi-Fiルーターを借りたので、それだけで充分なのだが、有料Wi-Fiも確保しておく。前回も行った到着ロビーのセブンイレブンで
「ワイパイカード ジュセヨ。1day!」
「Sorry, Sold out.」
あちゃー、売り切れでは仕方ない。ちなみにWi-Fiカードと言ってもただのレシートで、そこにパスワードが書いてある。売場の棚を探しても陳列していないので、いきなりレジに行って聞くしかない。空港ではあきらめて、街のコンビニで買うことにした。
⚫︎Olleh Wi-Fiカードを西面のコンビニで買う
市内へ出て、西面(ソミョン)の街のコンビニで片っ端からイッソヨイッソヨ聞いて回り、売り切れとか置いてないとか言われて5軒目でやっと見つけた。たいていのコンビニで扱っているのだが、Ollehメンバーの割引ポスターが貼ってあるのでセブンイレブン優先で回った。特にそういうことでもないようだ。

レジの後ろの壁に掛けてあったのがこれ。前回のようなレシート利用券ではなく、本当にカードだった。1DAYと1DAY×4があり、買ったのは1×4。1DAYはW3,300だから、使うあてがあるならこちらの方がお得。

カード登録画面。ollehEggはレンタルしたルーター。鍵マークのついていないOllehWiFiをチェックすると、自動的にログイン画面が立ち上がる。言語は選べるのだが、最初から日本語だったような。
Prepaid wifi(PIN)登録
→カードをスクラッチして12桁のPINコード・名前(何でもOK)・メールアドレスを入力
→4日連続使用か、1日×4回の個別使用かを選択
ちなみにこの1×4は、2や3人の同時使用は出来ない。また、初回と違う端末を使うときは、いったん登録解除して最初からやり直す必要がある。詳しくは
こちらを参照。

このWi-Fiがどれだけつながるかだが、駅や空港、デパートや地下街はともかく、街中ではけっこう差があった。同じソミョンの繁華街でも、こういう庶民的な通りを歩いていると、ほとんどつかまらない。

地下鉄1号線の東側、若者の街になると、歩いていてもけっこう電波がつかまる。写真は2階3階がオープンエアの大きなカフェ。歩いている年齢層も全然違う。同じような年齢なのはビラ配りのおばちゃんくらい。アウェイ感がかなりのものだ(笑)
基本的にカフェの中などWiFiスポットで落ち着いたときに使うものだろう。どこでも歩きながらグーグルマップを確認したいのなら、やはりルーターになる。
また、鍵マークのついていない暗号化されないWi-Fiなので、それを承知でお使いくださいということだ。

今回の機材。左側の小さいのがレンタルルーターとケース。サブのXPERIA acroS。写しているのがメインのiPhone5s。
⚫︎空港から市内への移動今回は、ホテルも遊びも中心部のソミョンに絞っていた。ここだと空港から電車2本乗り継いで30分で着く。乗車時間だけなら20分ちょい。渋滞もないし、1泊旅行でも移動の無駄なストレスが無くていい。

到着ロビーから外に出て、横断歩道を渡ってタクシー乗場を右へ行くと、高架の駅が見える。客待ちの運転手の中を突っ切っていくので、一瞬空気が変わる。もたもたしているとタクシーに乗る羽目になるだろう(笑) チャガルチ市場のある南浦洞方面ならトンネルを抜けて走るので、渋滞していなければタクシーでもそれなりに早い。料金はもちろん電車の方が安い。

電車は、まず空港から釜山金海軽電鉄に乗って3つめ終点の沙上(ササン)まで。2011年に開通したばかりなので、エスカレーターやエレベーターも完備、スーツケースを引いていても楽に移動できる。階段をガタガタ引きずるようなことはない。
写真は左から、チャドンパルメギ自動発売機、ムインポジュンギ無人補充機×2。交通カードを持っていれば、使うのはチャージするときだけだ。

今どきのホームは、車両との二重扉がトレンド。安全なのはもちろん良いことだが、車両の写真を撮ろうと思っても絶望的なことが多い。車両は神戸でいうとポートライナーのレール版。自動運転で停車がガタンと来るのも同じ。

ササンから地下鉄2号線に乗り換えてソミョンまで。切符の販売機は、行き先の駅をタッチすると料金が表示される。日本以外のアジアのスタンダードな方式。まず上を見上げて料金を調べないといけない日本式よりもはるかに合理的かつ親切だ。
ソミョンまでの十数分は立っていても知れている。このルートは初めてだったが、もうバスやタクシーに乗ることはないだろう。

交通カードは前回買ってあったキャッシュビーカード。以前のハナロカードは統合されるようだ。
駅の自動販売機で買ったのだが、箱に入ったカードがガコッと落ちてきて、勢いあまって床に転がった。日本では見られないコントみたいな光景なので、思わず吹き出してしまった。
カードと言うより、携帯ストラップだ。少々厚みがあるが、財布に入れたまま読み取ってくれるので、ストラップを外して入れっぱなしにしている。どういう使い方を想定しているのだろう。ガラケー時代良く付けていたストラップは、スマホになってから付けなくなってしまった。オッサンがポーチに付けて持ち歩くのも不気味だ。コンビニに行くと、もっとかわいいのも売っている。
形はともかく、交通機関で割引があるだけでなく、コンビニなどでも使えるので、リピートする可能性がある人は買っておいて損は無い。1回限りでも、さほど高価ではないので記念品として持ち帰れば良い。
⚫︎金海空港 出国後待機ロビーのWi-Fi事情
空港出発ロビー左端でピーチにチェックイン、エスカレーターを上がって右端でレンタルルーターを返してしまうと、その後搭乗までの待ち時間の通信環境がなくなってしまうことがある。ここが離陸寸前まで使えるSIMと違うところだ。
空港のフリーWi-Fiも施設内を100%カバーしているわけではなく、場所によっては弱かったり飛んでいなかったりする。余裕を持って早く来たのに、旅の最後に手持ち無沙汰な時間を過ごすことになってしまう。

金海空港 出国後の待合フロア、中央の階段を上がると吹き抜け3Fにフリーインターネットラウンジがあり、奥のKALラウンジの無料Wi-Fiが飛んでいる。天井に近く暑いので2Fに下りた。

ピーチは一番端の8番ゲートだが、ここまで行くと、KALラウンジだけでなくOlleh Wi-Fiも繋がらない。なので、時間になるまで真ん中あたりのベンチで待つのがいい。航空会社のラウンジを使える人には関係ない話だが。
搭乗までネット環境があると、ディレイの飛行機がどのあたりまで来ているのかも、こんな具合に分かる。
flightradar24⚫︎釜山ビジネスホテル
今回のホテルは、ロッテ百貨店の西側のプサンビジネスホテル。立地は最高で地下鉄駅も近く、西面中心に歩いて回るには最高。2015年5月に出来たばかりで、実に綺麗で気持ちが良かった。
釜山ビジネホテルというベタな名前だが、1階ロビーは広々とした立派な吹き抜けで、とてもビジネホテルとは思えない。
部屋は窮屈さもなく、ベッドは程よい固さで気持ち良く、つい寝坊してしまった。水回りはビジネホテルらしくシンプルだが、新しく清潔で、何よりシャワートイレが高ポイントだ。Wi-Fiも飛んでいるし、観光の拠点とするには十分快適だ。

このホテルで特筆すべきことがこれ。当記事を読まれるような方なら、写真を見ただけでニヤリとするだろう。コンセントアダプター不要の各種ソケットだけでなく、USBソケットまであるので、充電器を忘れても大丈夫だ。手持ちの各種機器を一気に充電出来る。有線LANがあるが、もちろん館内は無料Wi-Fiが飛んでいる。
香港のカオルーンホテルでも各種ソケットに感動したが、ここのはさらに上を行く。プサンの定宿になりそうだ。



釜田市場(プジョンシジャン)の唐辛子屋。地元の巨大な市場で、アジアのディープな市場が好きな方はぜひ。国際市場やチャガルチがまだの人は、先にそちらへ。

関西空港へ帰ってきた。後部座席に乗っていると、前方ドアがあいてしばらくしてから後ろのタラップからも下ろしてくれるのがいい。
日本国内用の旅行者向けSIMは、ピーチの機内で販売している。到着してからロビーのコンビニで現物と引き換えるわけだ。手堅い商売してます。

