クリックで当時の記事へ |
それはハンドルを握る手。
クロスバイクはママチャリに比べて前傾姿勢になる。だから、ハンドルを握る手に体重がかかって、長時間続けて乗ると手が痺れてくる。これも慣れてくるとそれほどでもなくなってくるのだが、主な原因は次の2つ。
・腰(体幹)で乗れていないので、ハンドルにもたれるようにして体重を預けてしまう
・ずっと同じ姿勢でハンドルを握っている
最初は上半身を腰で支えて乗れていないので、それがすべてのことに関わってくる。焦らず無理せず休憩を多くして、のんびり走ればよい。毎週乗っているうちに、自然に筋肉も出来てくる。
しかしそう言われても、初心者はその慣れるまで耐えるのがしんどいわけで、少しでもそれを回避できる方法があれば、手立てをして楽しく乗れる方がいい。
同じ姿勢がつらいというのは、ロードバイクのドロップハンドルに乗ってみると分かる。
ドロップハンドルは、握る場所が私の場合4箇所あり、走りながら随時入れ替えているので同じ姿勢にならない。長距離、長時間走り続けるのに都合よく出来ているのだ。
そういう意味では、クロスバイクのストレートハンドル(バーハンドルとも言う)は、とっつきやすく扱いやすいが、たとえば100km以上という距離には向いていない。
筋肉を鍛える話は別にして、初心者が道具で出来る対策はこれ。
・手袋をはめる
・グリップを交換する
・バーエンドバーをつける
ERGON(エルゴン) GP1 ロング Lサイズ HBG08001 posted with amazlet at 13.09.01 |
グリップは、単なる円筒形でなく、手のひらに合わせた形のものがいろいろある。実際に握ってみると、力を入れて握らなくても手のひらにしっくりとなじみ、疲れがずいぶん違う。振動を吸収してくれるだけでなく、「グリップを握る」から「手のひらを置く」イメージになる。別にスポーツ自転車でなくても、ママチャリにでも気持ちよく使えるはずだ。
私は乗り始めて3ヶ月ほどで写真のエルゴンのグリップに交換したが、知っていればもっと早くこれにしていただろう。
クリックで詳細記事にリンク |
ずいぶん乗れるようになってきてから、手の置き場所を増やすために、写真のようなエルゴンのグリップ一体型をつけた。これで長距離が楽になった。だから、グリップを違う握り方をしたいと思うようになったら検討すればいいと思う。
人によってはそんなもの不要な人もいるだろう。クロスバイクに本気で乗るなら50km以上は走れとか、そんな決まりなどどこにもない。短い距離を気軽に乗るならバーハンドルで何の不自由もないし、むしろクロスバイクはそのためにある。
にほんブログ村 | にほんブログ村 | にほんブログ村 |