クロスバイク初心者の悩み…グリップで手が痺れる | ちょっとそこまで☆増刊号

ちょっとそこまで☆増刊号

週末のプレシジョンスポーツ&ドマーネ4.5親父★fairleader

エルゴンGP1
クリックで当時の記事へ
クロスバイクを買って、それまでママチャリで走ったことのないような距離を走り始めると、最初は尻が痛くなるという話は前回書いた。他にもつらくなってくるところがある。

それはハンドルを握る手。

クロスバイクはママチャリに比べて前傾姿勢になる。だから、ハンドルを握る手に体重がかかって、長時間続けて乗ると手が痺れてくる。これも慣れてくるとそれほどでもなくなってくるのだが、主な原因は次の2つ。

・腰(体幹)で乗れていないので、ハンドルにもたれるようにして体重を預けてしまう
・ずっと同じ姿勢でハンドルを握っている

最初は上半身を腰で支えて乗れていないので、それがすべてのことに関わってくる。焦らず無理せず休憩を多くして、のんびり走ればよい。毎週乗っているうちに、自然に筋肉も出来てくる。

しかしそう言われても、初心者はその慣れるまで耐えるのがしんどいわけで、少しでもそれを回避できる方法があれば、手立てをして楽しく乗れる方がいい。

同じ姿勢がつらいというのは、ロードバイクのドロップハンドルに乗ってみると分かる。
ドロップハンドルは、握る場所が私の場合4箇所あり、走りながら随時入れ替えているので同じ姿勢にならない。長距離、長時間走り続けるのに都合よく出来ているのだ。

ちょっとそこまで☆増刊号-SPAKCTグローブそういう意味では、クロスバイクのストレートハンドル(バーハンドルとも言う)は、とっつきやすく扱いやすいが、たとえば100km以上という距離には向いていない。

筋肉を鍛える話は別にして、初心者が道具で出来る対策はこれ。

 ・手袋をはめる
 ・グリップを交換する
 ・バーエンドバーをつける

手袋は自転車と同時に買うことをお勧めする。ショップに置いてあれば、実際にはめてみて自分に合ったものを選ぶといい。疲れや痺れだけでなく、転んでしまったときのダメージもまるで違う。手のひらにパッドが入っている物やらピンキリだが、たとえ薄いものでも素手とは比べ物にならない。2、3千円でも十分使えるものが買える。写真のものは指の間にループがついているが、これがあると脱ぐときに裏返らないので便利だ。

グリップは、単なる円筒形でなく、手のひらに合わせた形のものがいろいろある。実際に握ってみると、力を入れて握らなくても手のひらにしっくりとなじみ、疲れがずいぶん違う。振動を吸収してくれるだけでなく、「グリップを握る」から「手のひらを置く」イメージになる。別にスポーツ自転車でなくても、ママチャリにでも気持ちよく使えるはずだ。

私は乗り始めて3ヶ月ほどで写真のエルゴンのグリップに交換したが、知っていればもっと早くこれにしていただろう。

ERGON GC2L
クリックで詳細記事にリンク
バーエンドバーは、早い時期につけてみたが、意味が分からなくてすぐ外してしまった。

ずいぶん乗れるようになってきてから、手の置き場所を増やすために、写真のようなエルゴンのグリップ一体型をつけた。これで長距離が楽になった。だから、グリップを違う握り方をしたいと思うようになったら検討すればいいと思う。

人によってはそんなもの不要な人もいるだろう。クロスバイクに本気で乗るなら50km以上は走れとか、そんな決まりなどどこにもない。短い距離を気軽に乗るならバーハンドルで何の不自由もないし、むしろクロスバイクはそのためにある。

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ
にほんブログ村

にほんブログ村 自転車ブログ ミニベロ・折りたたみ自転車へ
にほんブログ村