写真をクリックすると、当時の記事に飛ぶようになっている。詳しく読みたい方はどうぞ。今とは言っていることが違う場合もあるが、それも進歩のうちということでご容赦を。
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スポーツ自転車のポジションは、サドルにまたがってペダルを回すと膝が伸びるように合わせる。するとそのままでは足は地面に届かない。停まるときはサドルから降りる。子供の頃から乗ってきた乗り方とは違うのだ。
しかし、慣れるまでこのポジションは怖い。うっかり停まっただけで倒れそうになる。最初は低くして、できれば河川敷や公園などで乗り降りの練習をするといい。そしてだんだんサドルを高くしていく。
"スポーツ自転車はサドルを上げて"へ |
私のホームグラウンドは武庫川サイクリングロード。往復約30kmある。乗り始めて最初の1か月ほどは、乗るたびに少しずつサドルを上げていった。膝を伸ばしてペダルを回すと、力を入れても膝が痛くないし、同じ力で早く走れる。毎週それが喜びだった。
"尻の痛み第一弾"へ |
・サドルが固い
・今まで走ったことのない長い距離や時間をどんどん走るようになる
サドルは確かにママチャリに比べれば固いが、もっと乗りなれてくると気にならなくなってくる。本来クロスバイクは、スポーツ自転車としては柔らかめのサドルがついているはずなので、あわててママチャリのようなサドルに交換するのは早計。ゲル入りの柔らかいサドルカバーとかあるのだが、見た目が今ひとつなのと、趣味の自転車としてはどちらかというと後退する方向だと思う。
"何を着て自転車に乗るか春夏編"へ |
ガンガン走るようになるとレーパンを履くので、普段はパッド付ショーツは使わないが、気楽にポタリングするときは今でも愛用している。普通のジーパンやスポーツパンツの下に肌着の代わりに履く。安いものは2、3千円なので1枚買っておけばコストパフォーマンスも高い。サドルカバーは、初心者の時期が終わったら二度と使うことはない。
パッド付ショーツで尻の痛さを緩和させているうちに、だんだんと体ができてくるので、尻にかかる体重はだんだん少なくなってくる。その分、ペダルやハンドルで支えるようになってくる。長距離走っても尻は痛くなくなってくる。
サドル周辺の悩みとしてもうひとつ、股間の痺れがある。サドルは尻の肉でなく坐骨で乗るものなのだが、初心者のうちは腰で体を支えられず骨盤が前に倒れてしまう。その結果、股間が圧迫されて大事なところが痺れるという困ったことになる。
"尻の痛み第二段"へ |
もうひとつ考えられる対策は、サドルを替えること。股間があたる部分に穴が開いているサドルがあるので、それを使うことだ。私の場合は、穴開きサドルで痺れを回避したわけではなく、姿勢に気をつけて休憩を多くしているうちに、痺れない乗り方が出来るようになってきた。サドルを替えたのは、もう少し後になる。
"サドル交換 ありがとう純正サドル"へ |
そのままでも特に不自由はなかったが、もっとシャープな形のものが欲しかったので、セライタリアの安いサドルを買った。純正のサドルに比べて小さく薄いが、100km走っても尻が痛くなることはなかった。
もっともサドルは、個人の体形や骨格で相性があるので、どれがいいとは言いにくい。私はたまたまこのサドルが良かったが、高価なサドルを何個も買い換えている話はブログでよくお目にかかる。
1.膝が伸びるサドル高 > 2.尻の痛みを防ぐパッド付ショーツ > 3.腰で支える姿勢作り
サドル高さは、お勧めというよりマスト(笑) 2と3は並行してやるといい。オプションとして穴開きサドルがあるが、順位としては最後の方になる。
以上、自転車はちゃんと整備できていることが前提。たとえばサドルの前が上を向いていたり、空気圧が低すぎたりするとそれだけで余計な苦労が増える。そしていうまでもなく、全ては私の体験を元にしているので、これがベストとかいうことではない。あくまで参考ということでよろしくお願いします。
パッド付ショーツがどんなものかという参考に、amazonのページを貼り付けておく。他にも商品はあるが、これが写真が多くて分かりやすい。青いパッドが表に出ている写真は、ここにパッドがついてますという説明で裏返しに履いている。こんなふうに履くという見本ではないので念のため。
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