正直申し上げて、私達は頻繁に

「---北朝鮮をどう思っているのか!?」

「奴らの赤い緞帳をどう考えているのか!?」

などと、聞かれます。

このようなことを個人的見解で言わなければならないことははっきり申し上げて異常だと思いますし、言うべきではないとも思いますので、今日、9/9まで沈黙を守りました。

北朝鮮を私達がどう思っているのか?

・・・・・・なんとも、思っていません。

思ってもいけません。

 

ソ連KGBの北朝鮮担当であったワジム・トカチェンコ氏は当時からこういうことをおっしゃいます。

「---私は時折思います。このような人々と、全く関わりを持たないほうがいい
不用意に関わると、こちらが病気になり、傷付くことになるのです」

 

今、プーチン大統領の立ち位置について北朝鮮に味方しているかのように誘導するあおり報道が非常に多いのですが、大統領のおっしゃっていることは正論です。

北朝鮮を中心に報道のみならず国を挙げて第一に取り上げ、世界中の市民が日常生活をかき乱され、北朝鮮を世界中に注視させることが「彼ら」の目的であり、それが最大の狙いであるとお気づきでしょうか?

つまり、寧ろ、北朝鮮の支援をしてしまっているのは個人を含めた西側諸国なのです。

ニュースで取り上げるだけで、SNSで個人が呟くだけで、奴らはご飯が美味しくて仕方がないことでしょう。

何故そこまで熱烈に喜ばせるようなリアクションをし続けるのか?私達にはわかりません。

 

当時、最も近くに居たワジム・トカチェンコ氏の出した結論

「彼らに不用意にかかわると、こちらが振り回され病気になり、なまじ相手にすると一睡もできず家にも帰れなくなった・・・!」

と。社会主義国にとってこれ以上酷い話はない「残業」「休日出勤」を駆使させられ、その上何一つ得ることもなかったと。赤裸々に仰っております。

北朝鮮ネタはかなり以前に色々貼っているので、復習記事ということになりますが、少なくとも私達個人は全く無関心です。それは絶対に関わってはならず、振り回されること自体が北朝鮮を支援することになると理解しているからです。

流石に目の前で火の手が上がれば何かをするとは思いますが、彼らがミサイル一発で引き出そうとしているもの(これは個人のSNSでの関心も含めてなにもかも)を与えるつもりはびた一文たりともございません。

こんなことは私達個人がブログで言うことでもないのですが、本当に良く尋ねられるので、その回答として一回書いておくべきだとも思い、書きました。

※このブログを書いた時間は約4分です。情熱もその程度です。

 

以上。

 

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今年の東日本の8月は色々な意味で記録に残る年になりました。

いわゆる「御一新(大政奉還)」以来でさえワースト1位の「日照時間の無さ」は地味に心身を蝕み、8月にインフルエンザや肺炎が流行し、遮るもののない土手にシダ植物が繁茂する不気味な現象が発生しております。

9月に入ってからは殊更この傾向は強まり、夜間に気温が自由落下の如く急落しては日中に戻す、晩秋にも近い変動が頻発しております。

 

多湿で日照が無いと、着水型のパラサイトはとどまるところを知らず広範囲に伝播し、長い時間活性を維持してしまいます。この夏、金魚飼育者を苦しめた代表的な疾病に「白点病」「鰓病」があげられますが、100年を単位として振り返っても、間違いなく今年はこれ以上無い最悪の条件が整ってしまったワースト1位の夏となりました。

 

空中から着水したパラサイトは、金魚の表皮に「隙」があれば見逃さずに活着し、活着に成功した個体が多ければ多いほど直ちに病変が発生します。

パラサイトの着水が防止できない以上、魚体の「隙」を作らないことが飼育管理の要となりますが、この「隙」とは、表皮のスレやヌルの剥離等を指します。

金魚の表皮を覆う「ヌル」は、

1)直接の物理的な刺激(異物でこすってしまったり等)

2)不適切な飼料(ヌルの産生を妨げる飼料)

3)水質の悪化・汚染

4)あらゆる意味でのストレス

5)水温やPHの急変動

この5つの要因によって容易に剥離したり、部分的に失われてしまうものです。

(1)~(4)の要因は飼育者様の日頃の努力で可能な限り減らしていけるものですが、(5)の要素は、特に溶存酸素量が問題にならない夏から秋の水温低下時には見逃されがちになります。

※以前のブログで水温が上昇すると溶存酸素量が減少することは申し上げました。逆に水温が下がると溶存酸素量が増量するので、魚は呼吸が楽になります。

 

夏から秋に変わる今こそ、ヒーターの活用シーズンです。

ヒーターというと兎角「水温を上げるもの」として使用されることが多いものですが、金魚のヒーターとは水温急低下時の「クッション」として使われる方が遥かに有用です。

日中水温マイナス2~3℃に設定をしたヒーターを使用することで、夜間~早朝の急落を防止し、ヌルの剥離を最小にしていく管理の助けとなります。

ここで肝心なのは、ヒーターによる水温固定に陥ってはならない、という点です。

必ず日中水温よりも低くヒーターは設置をし、計画的に水温設定を下げていく必要があります。水温固定管理になるならば、ある意味ではやらないほうがマシです。

金魚は春夏秋冬、気温(水温)変動以外に「紫外線量」で季節を感知します。

今年ほど日照の無い夏でさえ、降り注ぐ紫外線の量は例年通りでありました。

温度刺激と光(紫外線)刺激は複合して金魚に季節を教えます。冬季の単純なヒーター管理では、金魚の体力を徒に消耗するだけである場合も少なくありません。

 

加えて、段階的に水温を落とすことは、金魚の内分泌を正常に整える助けにもなります。

以前から、金魚には夏の代謝と冬の代謝、2つの側面があることが知られていましたが、夏と冬で何が決定的に異なるのか?その手がかりとして以下の研究が今年発表されました。

Fish sauced? Goldfish turn to alcohol to survive icy winters

(魚は酔っぱらう?金魚は氷の下でアルコールを産生して生き延びる)

http://www.bbc.com/news/science-environment-40899192

漠然と語られていた夏と冬の違いに、ここまでの明瞭な差異があれば、どたな様にもご理解がいただけるものと存じます。

水温低下に伴い、金魚は血液を酸性に傾けます。

これが内的要因であるのか、他の理由によるものなのかは良く知られていませんが、血液が酸性になると、ひきずられるように他の代謝が低下し、所謂「冬眠状態」に近づくことが判明しております。

ただ冬眠状態になるだけならば良いのですが、体の一部分が起きているままで中途半端に冬代謝に入ってしまうと、消化器系でトラブルが発生し、多くは「浮き」「背焼け」の状態が発生します。これが重篤化すると致死的な「転覆」に至り、それはまた別の話になるので今回は置いておきますが、肝心なのは「血液を急激に酸性に傾けてはならない」という点にあります。

階段を下りるように段階的に水温が下がり、氷点下に至りさえすれば、金魚は持ち前の頑健さで「健全な」冬代謝を発動して氷の中でさえも生き延びることができます。しかし、不健全な冬代謝が通常時に発生すると所謂「内分泌的な疾病」の様相を呈し、それは往々にしてリカバリーに難儀するものです。

 

この時期の水温の急降下は、金魚の代謝を中途半端な冬仕様に強制的に入れてしまうトリガーとなり、不十分な状態で発動した「冬代謝」は深刻なトラブルの引き金になり得る。と、御記憶ください。

 

文責:水棲疾病基盤研究所

今年は巷では「スーパー白点」などと言われる難治性の白点病が流行し、治療に難儀されている方も多くいらっしゃるとお伺いをしております。

これは斃死率も高く、既存の薬品類や塩、昇温等では対処困難であると言われるものです。

当研究所も昨年、この手の白点の鎮圧研究をし、速やかに根治させることが出来る配合比を割り出しております。

今回、お客様より蝶尾の白点病の発症と治療&回復過程の御報告を戴き、とても適切かつ合理的な方法でありましたので、皆様のご参考にしていただければと願い、ブログにてアップさせていただきます。

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8/9
 外出(台風5号通過直後)
8/11
 帰宅したら水槽泡立ち、1尾のみ白点発症


 →該当個体を隔離
  背鰭を畳み元気がない
 →元水槽は水換えせず3種混合等倍量追加

8/14


 →白点は若干残るが、背鰭は立ち、遊泳をするようになっていた。
  泡立ちは収まってきた

 

8/19

→白点が消え始めて、黒い部分が出現し始める。

8/22


 →完全に白点は消え、黒くなっていた部分も回復し、艶も出てきた。
  活発に遊泳し、食欲も旺盛

  完治。

 

8/25 水色&水面の様子

飼料はBOCTOK2のみを給餌。
水換えによるストレスを避ける為、
10ℓの低水量からスタートし、
 一週間後に3ℓ追加

   コンディショナーは3種各10cc(スメルチ10+ブラモス10+グラナータ10)追加
 更に3日後に3ℓ追加(コンディショナーは3種類10cc追加)
   コンディショナーは3種各10cc(スメルチ10+ブラモス10+グラナータ10)追加
足し水に使った水は、汲んで2日活性炭投入してエアレーションしたものにストラジを2倍量添加したもの。
治療中、水質調整剤をランダムにキャップ1杯程度添加(おやつ代わりと水質維持に)

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上記の通りとなります。

ここで着目していただきたいのは、水換えストレスの回避の為に、低水量からスタートし、徐々に水量を増していく方法です。

これは水管理の観点から言っても、かなり斬新かつ合理的であり、あまり一般的な手法ではないかと存じます。

とかく薬浴中の水換えは問題になりがちですが、このやり方ならばかなり容易に水質を保ちつつ魚のストレスを緩和することができるかと思われます。

但し、使う原水は水道水・井戸水、その種類を問わず前処理をしてあることが前提です。

当研究所では薬浴槽がどうしても大きく割けないという方、どうしても低水量にならざるを得ないという方には特にこの方法を推奨いたします。

 

因みにこの蝶尾は数百円でご購入されたものをここまでの大輪に育て上げたものです。

昨年撮影の画像は以下の通りとなります。

黒色色素が抜け、現在は上記の通りの赤蝶尾です。

同居魚は

此方で、この個体も同じ時期、同じ金額帯でご購入をされたものだとのことです。

 

コンディショナー3種常時規定量添加+基本食としてヘルシーラブスター、週1回BOCTOK2を給餌で、ここまで大輪の蝶尾に仕上げられました。

 

いつも申し上げることですが、早期発見&早期治療、そして飼育技術の1つとして欠けても魚病治療は出来るものではなく、ここまで育て上げることもできません。

飼育者様の感性・観察眼には脱帽の限りです。

 

昨今流行っている白点とおぼしき症状ですが、当研究所では単純な白点虫の変異型にとどまらない可能性を推測しております。

進行が極めて速く、パターン性があり、あっという間に全身が白点まみれになった上で表皮粘膜異常に移行し(バター状のものが大量に付着)、鬱血~敗血症による斃死に至ります。ここまでで初発から24時間未満で到達してしまう場合があり、病原虫及び菌類の同定を行っている間にどうにかなってしまいますので、それを同定する意味もなく、これが例えばウイルスや細菌との複合感染症であったにせよ、適切な処置にて速やかに鎮圧しなければ死病に至る惧れの高いものです。

その為、現在一番恐れなければならないのは巷で言われているこの「スーパー白点」と呼ばれている疾病ではないでしょうか?

当研究所では現実に起こっている事象に対しどう速やかに鎮圧できるかのみを研究しております。

冒頭でも書いた通り、かなりの飼育者様がお悩みのようでしたので、一例として良い機会と思い、ご報告とさせていただきました。

 

H様には度々の御報告を頂戴し、誠に恐縮しております。

今回も貴重なデータを本当に有難うございました!

 

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4日前のちびちゃん画像です。

他の3頭(ししまる+どらちゃん+くまっこ君)はこんな感じ↓です。

すごく、元気です!