今回は第2条に絡めて、サッカーボールの歴史について触れてみたいと思います。
突然ですが皆さん、サッカーボールを思い浮かべてください。
ポワ~~~~ン
「白と黒のボール」が浮かび上がってきたあなた、釜本世代では?
「その他のデザインのボール」が浮かびあがってきたあなた、Jリーグ世代では?
サッカーボールといえば白黒のデザインが主流でしたが、今日では様々なデザインのボールを見ることが出来ます。W杯使用モデルやヨーロッパリーグモデルetc…。
今となっては白黒のサッカーボールの方が珍しいくらいです。
では、サッカーが始まった1800年代のボールはどういうものだったのでしょう。
(時間がない人は続きを読むへGO)
そもそも近代スポーツとしてサッカーは1863年ロンドンで統一したルールが決められ誕生しました。その当時はもちろん今みたいなボールがあるわけもなく、豚や牛の膀胱を膨らまして、それに皮革をつけてボールにしていました。
トイレに行きたい時「膀胱が破裂する~~」って言う人がいますが、結構膨張するので破裂することはありません(笑)
しかし、膀胱は時間が立つと固くなるという欠点があり、それを蹴ると破裂してしまうのですぐに使い物にならなくなってしまいます。ですから当時は大量の膀胱を必要としました。
使い捨てボールってことですかね??
Q.インプレー中にボールが破裂した場合、主審はどのような再開方法を採用するか?
答え:第2条 ボール参照
次に、膀胱に変わる材料としてゴムが出てきます。
ゴム登場!!
イギリスでは植民地であったマレーシアのプランテーションでゴムを生産していました。主に自転車や自動車のタイヤとして使われていたゴムですが、次第にボールの生産にも使われるようになっていきます。
19世紀、マッキントッシュの発明により薄手のシートゴムの生産が可能になり、それに伴って丈夫なゴム製空気袋が開発されました。
相当薄くしたやつはあれですよあれ。
マッキントッシュさんありがと~~m(_ _)m
そして1880年代これがサッカーボールのチューブとして用いられるようになります。
当初、ゴムを使ったボールは18枚のなめし革を使い3枚を1つのパネルとして縫い合わせ、
それで出来る6枚のパネルを縫い合わせていました。
18÷3=6 と言うわけです。
1.なめし革の内側を外にした状態で、口ひも用の切り込みを少し残し麻糸で縫い合わせる。
2.それを裏返して切り込み口からゴム製空気袋を押し込む。
3.そこに空気を入れて規定の空気圧にして、ニードルという太めの針金でつくった道具で,切り込み口に口ひもを通して縫い合わせる。
この製造方法で作られたボールは耐久性に優れており、長く愛用されました。
しかしこれまた欠点が・・・。
ヘディングした時、口ひもの部分が頭に当たりかなりに痛かったらしい。さらに雨の日には革が水を吸って重くなるという欠点がありました。
そこで、この2点を改良。
新しい注入パルプが考案されて口ひもが不要になり、表面は防水加工することによって水を吸うことが少なくなくなりました。また現在は18枚のパネルの革を使う代わりに、32枚のパネルを使うボールが登場し、この方が主流になっています。
また防水加工の技術も進み、特殊なポリウレタンを調剤して完全に防水することが可能となりました。さらに最近ではなめし革を使わないで合成ポリウレタン(人口皮革)が使われているボールも出てきています。
最初にサッカーボールを思い浮かべた時、牛の膀胱を思い浮かべた人は・・・何世代だ??(笑)
○時間が無い人はこちら
↓↓↓↓
ボールの歴史は
膀胱→ゴム
なめし革→合成ポリウレタン(依然としてなめし革も使用)
になりました。
A君:おいおい、最初からこれだけ書けばよかったんじゃん??
俺 :ヒマだったから、いっぱい書きたかったんだよ~~(>_<)
参考資料:『パキスタン・インドにおけるサッカーボールの生産と児童労働』

