空はどこから/猫の長靴 -204ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

「君住む街で」はミュージカル
『マイ フェア レディ』のナンバーである。

金持ちのボンがヒロインにのぼせ上がり、
君が住むこの街を愛してる~♬
と一晩中うろつき廻る
…と書くとマヌケな曲っぽいが、メロディは美しい。

とにかく、この曲を知って以来、私は、好きな人が住んでいる場所を
「君住む街」と呼んでいる。

だから結婚前のプチ遠距離の頃、女房の住んでた札幌は「君住む街」だった(おっとっとσ(^◇^;)


さて、私はイナカ者である。
東京勤めになる前は、スパイク地下足袋でヤマを歩いていた。
都会でやりたいことなどない。

東京勤めになって、最初の一年で一生分の電車に乗った気がした。
光化学スモッグで目がチカチカした。
倍のスピードで老け込んでいくのを感じた。
この暮らしは何年も続けられない、と考えていた。


そんな時、prediaに出会った。

prediaは東京を中心に活動している。
東京にいなければ、滅多にライブを見られない。
それは、困る!

そして、
東京は「君住む街」になった。

prediaが全国ツアーをやり、何処でも見られるようになるまでは…
東京を離れたい、とは言えなくなってしまった

…のである。



普段カメラは持ち歩かないので、手持ちの写真が少ない。
真ん中は松本さんちの長女。
少々落ち着きのないコだが、すこぶる気立てのいい娘さんである。







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‘ふぁい・みる’は8匹兄弟姉妹である
…たぶん

道端に放り出された段ボール、そこに8匹の子猫…
見捨てたら車にひかれるかキツネのエサ(オホーツク海に近い田舎道だった)

とりあえず連れて帰って、獣医に見せたら生後1ヶ月と言われた
だから推定誕生日は末広がりの8月8日と決めた

それから札幌のフリーマーケットの脇(フリマでは生き物を扱えない)で里親探しをした
7匹貰い手がついて1匹返品された
だからふぁい・みるは
売れ残りと出戻り

里親の中に、孫娘を連れた品の良いおばあさんがいた
このおばあさんに貰われたのは
白猫の‘れい’
このれいちゃん、自分の可愛さを自覚している風で
美猫でございましょ?
とばかりに、ツンと澄ましてた

さて、このおばあさんがれいを引き取る時、未練げな私たちに、胸を張ってこう言った

「私は以前にも、白い猫を育て上げました」

最後までキチンと面倒を見ることを「育て上げる」と表現する
うん、そうだよな、と思う
そこには生き物と向き合う覚悟が伴う

里親の中には、大丈夫かなと思うような人(おもちゃを貰っていくような感覚の人)もいた
断りの言葉が喉まで出かかった

一番不安なく渡せたのが‘れい’だった

さて、私たち夫婦は‘ふぁい・みる’を「育て上げた」のだろうか
そう思っても、バチは当たらないような気はする

でも、今は爽やかな感覚は湧いてこない
まだしばらくは、未練な想いを抱き締めていたい



空はどこから

写真は4年前、岩手県に住んでいた頃、蘇民祭で使った角灯
これを掲げて真夜中の行列に加わった
この頃、すでにふぁいは腎不全の初期と診断されていた。
楠勝平という漫画家がいた。
昭和40年代に佳作を生み出し、30才で夭折した。




「ゴセの流れ」という作品がある。
主人公は貧しい母子家庭で重病の母をいたわる優しい少年。
ところが、母親の余命がわずかと知ってから、不良に豹変し、衰弱した母親をさんざんに苦しめる。
そして、母親の最後の時…
「かあちゃん、俺は悪い子だ!
だから俺をいっぱい怨んで!
幽霊になって化けて出てきて!」


おーい!
ふぁいよ~
みるよ~
パパを怨んでないか~

健康管理も出来ずに‘みる’を心臓発作で死なせたのは、このパパだよ~

脳が当たってからも‘ふぁい’を点滴で繋ぎ止め、最後は呼吸困難になるまで苦しめたのは、このパパだよ~

怨めよ!
化けろよ!
そして夢に出て来いよ!
とにかく会いたいんだよ~



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