…たぶん
道端に放り出された段ボール、そこに8匹の子猫…
とりあえず連れて帰って、獣医に見せたら生後1ヶ月と言われた
だから推定誕生日は末広がりの8月8日と決めた
それから札幌のフリーマーケットの脇(
7匹貰い手がついて1匹返品された
だからふぁい・みるは
売れ残りと出戻り
里親の中に、孫娘を連れた品の良いおばあさんがいた
このおばあさんに貰われたのは
白猫の‘れい’
このれいちゃん、自分の可愛さを自覚している風で
美猫でございましょ?
とばかりに、ツンと澄ましてた
さて、このおばあさんがれいを引き取る時、未練げな私たちに、
「私は以前にも、白い猫を育て上げました」
最後までキチンと面倒を見ることを「育て上げる」と表現する
うん、そうだよな、と思う
そこには生き物と向き合う覚悟が伴う
里親の中には、大丈夫かなと思うような人(
断りの言葉が喉まで出かかった
一番不安なく渡せたのが‘れい’だった
さて、私たち夫婦は‘ふぁい・みる’を「育て上げた」のだろうか
そう思っても、バチは当たらないような気はする
でも、今は爽やかな感覚は湧いてこない
まだしばらくは、未練な想いを抱き締めていたい
写真は4年前、岩手県に住んでいた頃、蘇民祭で使った角灯
これを掲げて真夜中の行列に加わった
この頃、すでにふぁいは腎不全の初期と診断されていた。