『もちとちーず』とトウガラシ | 空はどこから/猫の長靴

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日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

アコースティック・ユニット『もちとちーず』
「もち」は、あかねん
「ちーず」は、るーちゃま
ちなみに、あっきーは「きなこ」らしい

この3人にガールズバンド『BAND-MAID』から2人加わって5人のユニットが結成された。

ブログタイトルの「トウガラシ」は私の心境である。



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このユニット、prediaファンには秘密裏に始動した。

アイドルの対バンでオタの取り合いをしても、パイは知れている。
実力派ボーカルふたりで新たなファン層を獲得しようという目論見とか。

ところが路上ライブで始まってライブハウスも出演したけれど、客がさっぱり集まらない。
こりゃいけないとprediaファンに告知した。


これを知って、私は落胆した。

それはこういう意味だ──

ファンに告知しないということは、来てほしくない、ということだ。
prediaファンは拒絶された。
お前たちは邪魔だから来るな──私はそう受け取った。


新規ファンを獲得するためなら、秘密を貫くべきだった、という人たちもいる。

私はそうは思わない。

ファンの中で、私もだんだん古株になってきた。
特に誰かとつるむ、ということはしていないが、会釈をし合う「仲間」は徐々に増えてきた。
もちろん私より古参のファンもいっぱいいる。

アーティストとコアなファンとの関係は、夢を追うという点で「仲間」なのだと思っている。

いつものファンが来たって良いじゃないか。

夢を叶えるのも、例え地獄を見ようとも、みんな一緒にいようよ───と、私は思う。



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昨日のアコースティック・ライブ
会場に入ると、前半分にパイプ椅子が並べてある。
ありがたい。
これならゆったりと聴ける。

4組、各30分、間に10分ずつの休憩(後部でタバコが吸える)
アコースティックライブは快適である。


1組目、『シギ』さん
ギターの弾き語り。
曲調が暗い、照明も暗い。
こういう「暗い子ブリッ子」って、オフでは脳天気で明るかったりする。
もっと陽気な曲も作ればいいのに、と思う。
「好きで」音楽をやってるんだから


2組目、『あきいちこ』さん
名古屋から遠征してきたキーボード奏者
名古屋と聞いて、八神純子さんを連想した。
昔──ある音楽フェスティバルでのこと
八神さんが弾くキーボードの正面には、大きな字で「YAGAMI JUNKO」と書かれていた。
世良公則さん達、男性アーティストがいたずらして「JUNKO」の「J」の字を消した。
ステージ後にこれを見せられた八神さんは崩折れて泣いたそうだ。
こんな逸話を思い出して、ひとりほくそ笑んでいたのは、あきいちこさんの歌で満たされた、この空間が居心地良かったからである。


3組目は『breath of Minority』
ゆったんの体型のバランスを変えたようなボーカルと、おでこが桜子並みに可愛いキーボード。メンタリストに似たギターは男性である。
このボーカルの女性、腹から喉にかけてが楽器のよう。歌声にパンチが効いていた。


こういうアーティスト達を見ていると、正に好きな仕事に打ち込んでいる──音楽を食べて生きている人──というキラキラ感がある。

アイドルのように商品化され、性(さが)を切り売りさせられている世界とは空気が違う──と私は感じる。



さて、『もちとちーず』
BAND-MAIDからの二人を初めて見た。
予備知識がなかったから、フリフリのアイドルかと思ったら、落ち着いた大人だった。
演奏がしっかりしている。
特にパーカッション──箱型の打楽器の上に座り、素手で叩く──が面白かった。

あっきーは発表会で緊張する少女のよう。
鍵盤を追う、伏し目勝ちの表情。
そして時々「ん?」と眉を動かす。
その風情が堪らなく可憐である。

それでいて、トークシーンでは柔らかなしゃべりで繋ぎ役を務める。
そのお姉さま振り。
このコの存在感、やっぱり素晴らしい。

そして、ボーカル
このふたりの私服での立ち姿。
一昨年夏、ボーカルふたりだけで出演した、BeeBee主催『Night Cafe』を思い出した。
その時のバラード調の「Sunburnd Heart」の素晴らしかったこと!

『breath~』のボーカルと較べるとパワフルさは劣るかもしれない。
だが、エレガントで情感溢れる歌声、その佇まい───いろんな意味で「美しい」のだ。


今回、ラストは「Cherry Love」
軽快な歌声、あっきーのマラカス、会場に広がるクラップ(手拍子)

──私は楽しかった。



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ライブ後、メンバー自らが物販をするという。
2曲入りのCDが3パターンあるらしい。

ところが、物販のテーブルの前に人だかりが出来て、あっという間に売り切れ。

仕方なく、一緒に並べてあったprediaアコースティックライブのCDを手に取った。
すると、脇にいたマネージャーのSさんが
「これはこのユニットの元となったグループのCDで……」
と丁寧に説明し始めたので
「はい、よく存じております」
と私も丁寧に答えたのであった。



結果として
私はこのユニットが気に入った。

観ていて、聴いていて心地よい。
だからライブにはまた出掛けるつもりである。



トウガラシな想いがあったとしても───





CDが入手出来なかったので、サムネイルはフライヤーの写真










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