ビッグ・アイズ | 花鳥風月文々草紙

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独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。

気づいたら終わってた・・あせる


あまり人気は無いようでしたけど、

思ったより良かったです。

ティム・バートン監督作品ですが、

これは少し雰囲気が違う感じですねぇにひひ


離婚して娘と二人で暮らし始めたマーガレット。

親権を夫に取られそうになった時、ウォルターと言う

画家と知り合い恋に落ち、結婚する。

二人の作品を売り込もうとするが、些細な事から

ウォルターは絵を展示していた酒場のオーナーと

喧嘩し、新聞に載ってしまう。

人々が注目したのは、写真の背景にあった「ビッグアイズ」

だった。

ウォルターは自分が描いた、と偽って売り出し、

二人は莫大な財を築くが、マーガレットは嘘をつく事に

次第に疲れていく。

世間から酷評されるようになるにつれ二人の関係は

おかしくなっていき、マーガレットはついに全てを

世間に公表しようとするが・・



 今何かと話題の 「モラハラ」 夫ですね。

 このウォルターと言う男、実に最低ですガーン

 言葉巧みにマーガレットに近づいて、

 彼女の作品を我がものとして発表します。


 女が描いた絵は売れない、そう言って。


 とにかく口から先に生まれてきたような男です。

 幾らでも嘘が出てくるような。

 思うんですけど、大きな瞳から語りかけてくるような

 そんな絵を、こんなしょうも無い男が描いたなんて

 みんな信じたんだろうか・・


マーガレットは彼の元を飛び出し、世間に公表。

そこから泥沼の裁判になっていきます。

裁判長は、なかなか粋な判断するんですよグー

今ここで絵を描きなさいってにひひ


マーガレットはさらさらと描きあげ、全て彼女のものに。

それなのに、ウォルターは最後の最後まで

自分が描いたと言い張っていたんだとか・・


感情の起伏が激しくて、思い通りにならないと

大声で罵ったり脅したり、本当に最低な男です汗

暴力に遭った時どうして逃げないのはてなマーク

と言う人がいるけれど、それは遭った事が無い人です。

逃げられない、とにかく恐怖で動けなくなるんですよ。


その辺りが細かく描かれていました。


この時代のアメリカって、女性の地位が低かったんですね。


マーガレットはその後も絵を描き続け、

今もご健在だそうですニコニコ


毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm







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