続・けいちょんチャンネル登録者数100万人は如何にして可能か | けいちょんチャンネル雑感

けいちょんチャンネル雑感

けいちょんチャンネル関連について

前回けいちょんチャンネル登録者数100万人は如何にして可能かは、これまでのけいちょんチャンネルのチャンネル登録者数の推移を元にして、どういう因果で登録者数が伸びたのかを調査し、それをもとにけいちょんチャンネル登録者数100万人到達の可能性について考察してみた。今回はYouTube一般においてはどのような因果関係において登録者数が伸びているのかというのを参考にしてみたい。古くから参入している、いわゆるユーチューバーを除く、芸能人関係のチャンネルにおいて、登録者数100万人を達成しているチャンネルは大きく3タイプに分かれる。

1.YouTubeバブル

YouTubeバブルは、時期的にはコロナ禍に入る前後の期間(2019~2020)を指す。動機としてはYouTubeの収益でお金を稼げるというのが認知されるようになったことであらゆるジャンルのタレントが一気にチャンネルを開設しだした。また、視聴者の方もコロナ禍でステイホームなどというものに巻き込まれることで、YouTubeにアクセスする機会が増えた。この需要増と供給増の一致がYouTubeバブルである。このYouTubeバブルの波に上手く乗り、そこで一気に登録者数を稼いだというケースである。この期間は既に終わったと考えられるので、このバブル期に一気に100万人まで行けなかったチャンネルはその後100万人に到達するのに苦労することになっていった。けいちょんチャンネルも例外ではない。

2.動画の再生回数

基本的には動画の再生回数とチャンネル登録者数増加率は比例する。なので、1つの基準値としてはおよそ20万再生回数を維持することでゆるやかに登録者数が増加し、その上で100万再生回数の動画をいかにコンスタントに出せるかがポイントになってくる。最近だとラランドのチャンネル「ララチューン」(41.2万人)、千原ジュニア、小籔千豊、フットボールアワーのチャンネル「ざっくりYouTube」(73万人)がこれに該当するので、近い将来登録者数100万人に到達すると予言しておく。再生させるためのきっかけとしてタイトルやサムネが大事な要素であることは間違いないのだが、やはりその上で内容でしっかり視聴者を納得させるものでないと登録者数の伸び率は芳しくないだろう。最終的に登録するかどうかの基準はタイトルやサムネではなく内容なのだ。

3.TikTokの普及

TikTokでバズったショート動画をそのままYouTubeに大量に移行させて一気に登録者数を稼ぐというタイプのチャンネルが続出している。ショート動画が中心なので、この手段で狙う場合はまずTikTokで成功する必要がある。


結局、けいちょんチャンネルができることは2の「動画の再生回数」一択であり、内容が面白いものを作り続けるしかないのだ。もちろんヒカルや有名人に縋って「ヒカルが出るから」「〇〇が出るから」という理由の登録者数を稼ぐのも1つの手ではある。しかしそれは正直言って他力本願のまやかしの登録者数であって、内容が面白くない限りその登録者数も後に減っていくのである。「どうしたらけいちょんチャンネルが面白くなるのか」という、当たり前の論点に戻るしか無いのだ。急がば回れ、近道には落とし穴がある。