久しぶりの宇都宮ライトレール。 | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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先日、ドライブついでに宇都宮ライトレール🚋に乗って来ました。


思い付きで行ったので、終点の芳賀・高根沢工業団地に着いたのが午後になっちゃいました笑い泣きとりあえず、待機していた宇都宮駅東口行きの電車に乗り込みます。


ホームは1面2線なので、手前にシーサスクロッシング(交差渡り線)があります。


この辺りは、広い道路の真ん中に線路が敷かれています。路面電車の併用軌道というとこのような敷設形態が一般的ですが、こうなるのはちゃんとした理由がありまして、軌道建設規程の中に「軌道は道路の中央に敷設し、なおかつ車体外側に一定の幅員を確保しなければならない」と規定されているからです。その「一定の幅員」の広さは道路の規格によって異なり、最も広さを求められる「特に主要なる街路で車道と歩道が区別されている場合」には8m18cm以上とされています。


宇都宮ライトレールの見どころの一つがこの急勾配びっくり軌道建設規程では、最急勾配は40/1000(特例として67/1000)となっていますが、ここは60/1000になっているんだとかびっくり


ここは道路の片側に複線の軌道が敷設されていますね。


併用軌道の区間にも、道路の片側に敷設されている場所があります。これも軌道建設規程の規定に沿って敷設されており、「街路、特に主要なる国道、主要なる国道及び特に主要なる府県道を除く他の道路に於いては、一定の車体外有効幅員を確保した上で軌道を道路の一方に偏して敷設することができる」とあります。


交差点では道路用(主に自動車向け)と電車用の信号🚥が併設されており、直進・左折と右折は完全に分離されていて、電車が通過する直前を右折車が横切らないようになっています。


併用軌道を走る路面電車にとって一番コワいのは、電車の目の前に入り来む自動車車や歩行者ランニングそれを防止するため、軌道の中央には縁石が設けられていて、いたずらな直前右折を防ぎます。


場所によっては防護柵も設置されていて、事故防止に万全を期しています。


また、原則としてホームは電車の左側にありますが、、、


用地の都合か、右側から乗り降りする停留場も何ヶ所かあります。そのため運転台の後ろは両側にドアがあって、3両1編成の片側にドアが4ヶ所設置されています。


ドアの横にはICカードのタッチパネルがあって、TotraやSuicaを初めとする交通系ICカードを利用すると、片側4ヶ所の全てのドアで乗り降りが可能です(現金支払いの場合は先頭のドアでしか降りられません)。いわゆる「信用乗車」と呼ばれるシステムですが、無賃乗車の防止はどれだけ行われているのでしょうか・・・?えー?