大平台で撮影した後は、麓の箱根湯本に向かいます
箱根登山電車は線路幅が標準軌の1435mm、対して箱根湯本まで乗り入れて来る小田急電鉄は狭軌の1067mmのため、入生田~箱根湯本間は両者を併設した3線軌道になっています。かつては小田原駅構内まで3線になっていましたが、小田急の電車が4~6両に対し箱根登山の車両は2~3両のため輸送力不足になることもあり、2006’平成18)年以降、箱根登山の車両は箱根湯本(回送で入生田)~強羅間のみで運用されています。また架線電圧も小田急は1500Vに対し箱根登山は750Vのため、小田急の車両が入らない箱根湯本駅4番線への分岐点付近にデッドセクションが設置されていて、箱根登山の車両は複電圧仕様になっています。
沿線にはあっちこっちでアジサイの花が咲いています。この時期限定の車窓ですね