箱根登山電車とアジサイ(その4) | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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大平台で撮影カメラした後は、麓の箱根湯本に向かいます左下矢印バス
 
 
箱根登山電車は線路幅が標準軌の1435mm、対して箱根湯本まで乗り入れて来る小田急電鉄は狭軌の1067mmのため、入生田~箱根湯本間は両者を併設した3線軌道になっています。かつては小田原駅構内まで3線になっていましたが、小田急の電車が4~6両に対し箱根登山の車両は2~3両のため輸送力不足になることもあり、2006’平成18)年以降、箱根登山の車両は箱根湯本(回送で入生田)~強羅間のみで運用されています。また架線電圧も小田急は1500Vに対し箱根登山は750Vのため、小田急の車両が入らない箱根湯本駅4番線への分岐点付近にデッドセクションが設置されていて、箱根登山の車両は複電圧仕様になっています。
 
 
ちょうどタイミング良く、小田急の30000形「EXEα」がやって来ました。特急ロマンスカーが発着する1番線は有効長が150mほどあり、70000形(GSE)の7両編成、50000形(VSE)の10両連接車の他、30000形(EXE、EXEα)は6両編成単独であれば入線可能ですが、10両編成では入線できないため、小田原などで付属の4両を切り離して箱根湯本までやって来ます。
 
 
箱根温泉への玄関口となっている箱根湯本駅前にはタクシープールやバスターミナルがあり、ここから各方面へ向かう人がたくさん歩いています。ただこの日は雨模様傘だったため、比較的静かでしたにやり
 
 
再び強羅方面へ向かうので、3番線から強羅行きに乗ることにします。「箱根あじさい電車」のヘッドマークを付けていますが、、行先表示にもアジサイの花あじさいがデザインされているのに気が付きましたか?ウインク
 
 
箱根湯本駅を発車すると、いきなり80‰の勾配標があって、一気にキツい上り坂にかかります。思わず座席の上で横に転げそうになる瞬間ですウシシ
 
 
発車から1分ほどで、もうこんなに上って来ました。車窓に見える温泉街の建物も斜めに見えていますねニヤニヤ
 
 
沿線にはあっちこっちでアジサイの花あじさいが咲いています。この時期限定の車窓ですねウインク