JR篠ノ井線の姨捨駅で、今度は下り列車の進入～発車までを追ってみます
長野行きの普通列車がやって来ました。本線からは下り勾配なので、直接ホームへ入って来ます。
こちらはE127系100番代の2両編成、ワンマン運転です。この列車はここでの行き違いはありません。
ホームで客扱いを済ませると、そそくさと発車して行きました。もちろん折り返し線まではバック運転です。出発信号機が注意現示になっていますね。
折り返し線へ向かうため、手前のポイントから左に分岐します。
一旦本線へ合流し、さらに左に分岐して折り返し線に入ったところで停車。
ポイントが再び切り替わり、長野へ向けて発車します。25/1000の急勾配とはいえ、下り坂なので足取りも軽やかに下って行きました。
冠着越えは雄大な景色で有名ですが、同時に25/1000の急勾配やトンネルが続く難所でもあり、今の電車なら何ということもない峠越えでも、昔の蒸気機関車では悪戦苦闘の歴史があります。そんな時代の面影を残すスイッチバックの姨捨駅で、皆さんも日本三大車窓を楽しんでみてはいかがでしょうか
この後はゆるゆると帰り道に着こうと思います
