考え方の違い? オフ用ヘルメット塗装 | Factory Kondo カスタムペイント職人のつぶやき。

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Araiヘルメットのオフロード用

Vクロス4

これを塗装するんですが、

このモデルを塗装するのは初めて。

部品が色々と付いてるなぁ~。

塗装するのに、

こんなにばらすのか?

マスキングしていくの考えるとバラバラにした方が塗装はしやすいが・・

塗るものこんなにある!??

Araiヘルメットの考え方。

帽体形状をなるべく丸く。

そう色々と外すと丸い。

これは凹凸ない事で転倒時にヘルメットはひっかりにくく

滑って受け流してくれる。

これAraiのロード用のヘルメットでも同じで、デュフューザーを全部外すと丸い。

デュフューザーは転倒時直ぐ外れたり破損する事によって球体になる設計らしい。

これが安全。という考え方。

 

一方SHOEIはかぶって走行してる時の快適さ機能性を狙って作っている。

 

因みに僕はAraiもSHOEIも工場見学&勉強会にも参加させてもらった事がある。

 

SHOEIのオフ用現行ヘルメットは何度か塗装した事がある。

帽体の形が凸凹

ゴーグルベルトの収まりが抜群!

見た目もカッコいいね。

部品点数も少なく塗りやすい?

かと思いきや

こんな形状なのでデザインするのも塗装するのも凸凹が邪魔し

どっちもどっちかな?(笑)

さて、

Araiのこのヘルメットはどう塗装されるか!?