16日未明、東京の伊豆大島の大島町であふれた川の水に押し流されるなどして数十棟の住宅が倒壊しこれまでに7人の遺体が見つかりました。
町役場では電話で住民の安否の確認を進めていますが、30人ほどと連絡が取れておらず、警視庁などが被害の詳しい状況の確認を急いでいます。
大島警察署や消防などによりますと、16日未明から早朝にかけて、いずれも大島町元町3丁目で、近くを流れる「大金沢」という川の水があふれ、住宅4棟が倒壊したり流出したりしたという通報が寄せられました。
また午前3時50分頃、元町神達という地区でも住宅1棟が土砂に埋もれているという通報が寄せられたということです。
警視庁などが現場近くを捜索したところ、神達地区にある住宅の中で男女2人の遺体が見つかったほか、同じ地区にある「ホテル椿園」の周辺で3人が遺体で見つかりました。
さらに川の河口近くの海上と砂浜で2人が遺体で見つかったということで、警視庁が身元の確認を進めています。
また、町役場と消防で神達地区の状況をさらに調べたところ、山の斜面が崩れて住宅数十棟が倒壊しているのが新たに確認されたということです。
町役場では電話で住民の安否の確認を進めていますが、神達地区を中心に30人ほどと連絡が取れていないということで警視庁などは、ほかにも被害に巻き込まれた住民がいるとみて詳しい状況の確認を急いでいます。
自衛隊に災害派遣要請
東京都は、伊豆大島の大島町で住宅が倒壊するなど、台風による被害が相次いでいることを受けて、自衛隊に災害派遣を要請しました。