久々にスロットカー | モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

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モータージャーナリスト中村コージンが、日々乗ったクルマ、出会った人、趣味の世界を披露します。

ちょいとばかりサボっていたら、何のことはない。あと1週間で9月が終わる。でもこんげつはブログの更新ゼロ!

仕事もさぼってこちらもさぼって一体何をやっていたかというと、恥ずかしながら少し体調を崩して色々が手につかなかった。

そんなわけで、この間に少し進んだことと言えば、趣味のスロットカーのボディが少し増えただけ。それも全部フォーミュラだ。

手前の5台はすべてこの2か月で作ったもの。と言っても全部未完成である。

これは世にも珍しいH16エンジンを積んだBRM P83.ここまでやるのに恐らく7~8年はかかっている。と言っても大半は放置。

こちらはクーパーBRM。クーパーのF1はマセラティエンジンとヨッヘンリントの組み合わせが有名だが、こんなモデルもあった。かなりレア。これはまだクリア塗装もしていないしエンジンは手付かず。

これはウェスレイクのV12を搭載したイーグルMk1。ダンガーニーが組織したアングロアメリカンレーサーズからF1に参戦して1回だけ優勝した。こちらも放置プレーすること5~6年。ようやく形になった。あとは磨いてシャシーを乗せれば完成。

これはレースに出る宛があるのですでにシャシーはあり、後はマウントするだけ。フェラーリ312。ドライバーはロレンツォ・バンディーニである。彼はこのマシンで命をとした。

まだ全然未完成なマトラMS10。いずれジャッキースチュワートが乗った姿になる…はず。このまま放置の可能性もあるが。

というわけでシャシーは2台分しかなく今は着せ替えで楽しんでいる。

これがシャシーとマッチングさせた姿。あくまでスロットカーだから、まあ、壊れてもあまりくよくよしないレベルの出来。でも信じられないほどきれいに作ったクルマで(いわゆるディプレイモデルのような)レースをする猛者もいる。かつて私もそうだったが。

未来の姿を想像するのは楽しい。

ホイールはインサートと呼ぶが、いわゆるホイールキャップである。そいつで雰囲気を出す。でもこれ、イーグル用ではない。

このクルマは車体が細すぎて着せ替え用のシャシーが入らず、別なこれ専用シャシー。精巧に出来てはいるけれど、ワンクラッシュでシャシーが壊れる。本物と同じだ。

とまあ、これから秋の夜長が始まるからじっくりと制作に勤しむことにしようか。