こんばんは、Emaです
私のパートナーはアルコール依存症で彼自身で断酒につとめAA(Alcholic Anonymous)に通っていて
私は家族会に通って仲間(親・子供・妻・夫の色んな立場の方がいます)と分かち合いをするようにしています
2年前まで私は暗〜いトンネルの中をずっと彷徨っているような気分でした
彼の症状はどこの機関に問い合わせたらいいのか。
調べて、調べて、やっと家族会とAAに私達は繋がることが出来て、
私達のことを理解してくれる人達に巡り会えたのです
「もうこれ以上酒を飲まないで」「なんでこんなに飲むの」と言っても飲む。
断酒が2週間続いたと思ったら飲酒欲求と呼ばれるものが出てきて飲んでしまう。
そのまま連続飲酒になり、救急車で運ばれ何回か生死を彷徨いました。
調べていくと私は彼がアルコール依存症なのでは?という答えに辿り着きました。
しかし、アルコール依存症は否認の病なのです
よくブレーキのない車と揶揄されることがあります。走り出すと自分では止まれないからです。
「俺はあんなアル中とは違う」
「好きで飲んでいるだけ」
「やめたいと思えばいつでもやめられる」
「病院なんか行きたくない」
否認している間、依存症本人からはこんな答えが返ってきます。
そして家族は絶望します。
そして家族(友達・パートナー)がしてはいけないことをイネーブリング(Enabling)といいます。
それは、依存症本人の起こした問題の尻拭いです
お店でツケで飲んでいて借金が膨らみ、家族がそれを肩代わりする。
二日酔いで仕事に行けないので依存症本人の代わりに職場へ休みの連絡をする。
依存症本人が散らかした(嘔吐や失禁なども含む)ものを代わりに片付ける。
こういったことを家族がすると、依存症本人は問題に気が付かずお酒を引き続き飲めてしまいます。
そして私は4年前、上記のこと全てやっていました。そういう人をイネーブラー(Enabler)といいます。
2年前に彼はなんとか専門病院とAAに繋がることができ、回復へ第一歩を踏み出したわけですが
何回も断酒をしてはスリップを繰り返していて、今回も3ヶ月断酒が続いた後にまたスリップしました。
でも、私は彼の責任を自分の責任として考えないためにも家族会に出て勉強に励む日々です。
はっきり言って飲んでいる彼を見ているのはとても辛いのでできるだけ物理的距離を取りたいところですが、
家に帰ってきて、この人が息してなかったら・・・って考えるとなかなか外に出るのは厳しいです
でも、いつか彼のことを気にせず外に出たいです
I'm not alone, you're not alone too
because I'm here for you!
Love,
Ema