部屋に戻ってみるとリクエストはがきが投函されているなんて事もあった。
リクエストはがきには前回の放送に対するコメントや希望等も書き入れてあり、本格的なDJとリスナーの関係が築かれていて
何をするにもこだわり、本格的に遊んでいたそれが今に繋がっているのかな?
そんな仲の良い我が兄弟は、とどまることを知らない。
その当時よりは少し前だったとは思う。。。人の記憶は当てにならない(特に僕の記憶は前後左右?が激しいのだ。)
「燃えよドラゴン」あのブルースリー主演の映画だ。
みんな大好きのはず! これが嫌いな人にはあったことがない!もちろん我が兄貴も大好きで、その影響もあって僕も大好きである。
そんな兄弟は、地元ではすでに放映されていない「燃えよドラゴン」も母の実家に遊びに行ったときには何回も見に行った物だった。
今と違って、田舎は一度終わった映画も上映されたり、一度入れば何回も繰り返してみることが出来たような気がする。
何年か目の兄貴の誕生日には「燃えよドラゴン」のDVDをプレゼントした。(^^)/

当時、ブルースリーヘアが流行った。前髪は真っ直ぐ後ろ髪を伸ばすそんなスタイル。
そして、拳闘大会最後のオハラを倒すシーンで見せる鼻袋が悲しみと憎しみ、怒りが表現されて実に格好良い!
当時兄貴は、この鼻が出来るのは俺だけだと豪語していた。

そんなブルースリー、「燃えよドラゴン」に俺たちもなりたい!そんなあほな兄弟がやり出したことは芝居である。
毎日のようにロケ(部屋の中だったけど。。。)入念な打ち合わせと、衣裳や小道具、音などにもこだわった。
船に乗ってハンの島へ行くシーンでは小豆を入れた箱をゆっくり動かし表現していた。
未だ覚えてるな~あの箱は確かプラモデルの戦艦大和の細長い箱だった。
あ~この箱にも色々思い出あるなって話し出すと脱線過ぎるのでまた後日。
波の音がざざざざ~船の汽笛はぼーぼーこれは兄貴の声だったが咳き込んでNG。
そんなことを真剣にやっている自分たちに笑いが止まらなくなって楽しくてしょうがない!
ブルースリーが島に乗り込み、地下室へ調査する時に蛇を捕まえ袋の中に入れるシーン
蛇の頭を軽くたたき、言うことをきかせ袋の中に入れる。そんな細かいシーンすら怠ることなく
完全コピー?といって良い位細部にこだわり演技をした。
最後のシーンへ繋がるブルースリーとハンとの対決。鏡張りの部屋で鉄の爪の義手でブルースリーに襲いかかるハン!
演技にも熱が入り寸止めのはずが本当に殴ってしまうなんてこともあった。もう、大爆笑!だった。
そして、ブルースリーの蹴りでハンは、壁から突き出ていた銛に刺さり最期を迎える。
このシーンなどは、本当に蹴り飛ばされた!ひでぇ兄貴だ!
あっ、そうそう、もちろん兄貴がブルースリーで僕がハンです。
そんな熱血演技を何日も繰り返して収録していたのだった。
しかし!当時、家庭用ビデオカメラなどないに決まっている。なんとそんな寸劇をテープレコーダで音だけの収録を
毎日真剣にやって楽しんでいたあほな兄弟なのだ~。