Fabtracks Blog

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Fabtracksとは、音楽を自らプレイして楽しみたい方のために、従来ではあり得なかったクオリティーの高いカラオケを提供するプロジェクト。'60~'70のROCK黄金期の作品をメインに、その時代の「音」に精通したクリエイターがサウンドを作り上げています。Fabtracks.com

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大好きなJEFF BECKレコードも大分増えた。もう立派なBECKファンでしょ!
しかし!未だ一度もライブを見たことが無い!そんな時、JEFF BECKが来日!
ニュースが流れてきた。1978年しかもStanley Clarkeと一緒に来る!
何じゃその組み合わせ凄すぎんだろ~!エピソード9でも話したように、僕は、兄貴に無理矢理?

ベースを弾くように仕向けられていたのでStanley Clarkeの存在はものすごく大きいものでもあった。
そんな大好きミュージシャンの組み合わせだ!ぅお~~~絶対に行く! 
しかも、武道館でさえ初めての中学二年生。学校の修学旅行や体育祭の何百倍もワクワクしたっけ。
いよいよライブスタート。いきなり僕の想像を遙かに超えるBECKのパフォーマンスが始まった。
孤高のギタリストは黙々と弾き続けるそんなイメージがあった。
すげ~~~BECKって結構動き回って演奏するんだ!かっちょいい!そんなことを思ったのも覚えている。
ギターのヘッドを床にくっつけてる~~~グヮングヮン言わせちゃってる!もう感動の連続だった。

Liveの評価はどうであれ、僕にとって最高の一日になったことは言うまでもない。
正式にはレコードは発売されていないと思う。当時は発売されないと思っていたが…
どうしてもあの感動をもう一度、家でも味わいたくて探して探しまくった。
新宿の店名は忘れたがそこに海賊版がでていることが判明。速攻で購入!
うれしかった~~!が、なんだこれ?Beff Jeck  Ctanley Slarkeってなんだこれ~~?
まぁ~音は最低。さすが海賊版そんな感じだが、逆にそのレア感が心揺さぶるのである。

そのライブでスタンリーは、日本スタッフからもらったのか、理由は分からないが「ハッピ」あの祭りの時に着るハッピを着ていて、僕には妙に嬉しかった。
スタンリーって日本が好きなのかな~なんて思ったりした。よく考えればビートルズだってそうだったもんね
その姿が異様に格好良く見えた僕は、中学三年生の文化祭では、母親にハッピをわざわざ生地から選んで作ってもらった。かぁ~さん、ありがとう!
写真左奥が僕。写真にテプラで名前など入れてるが、メンバーの中に哲也(てつや)ってのがいるが、
ローマ字が間違ってTESTUYAになってる。なんとアホな中学3年生だ!これから受験だというのにローマ字すら出来なかったのだ!

JEFF BECKに憧れながらも家庭の事情でベースをやることになり、Stanley Clarkeも好きになり、バンドを始めた。バンド名はJEFF BECKのアマチュア時代のバンド名と同じThe Night Shift。かっこいい!でしょ?

文化祭のコンサートでは、紙テープが山の様に飛び交うほどの人気者だったぼくたちが演奏したのは、なぜかDEEP PURPLEのHighwayStar、Smoke On The Water
Black Nightだった。それだけならまだロックやってるぜ~といえるが、なんとSASの勝手にシンドバットまで手を出すありさま。完全に受けねらい、人気取りに走った軟弱者グループは学校中の人気ものになっていくのであった・・・・。