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Fabtracks Blog

Fabtracksとは、音楽を自らプレイして楽しみたい方のために、従来ではあり得なかったクオリティーの高いカラオケを提供するプロジェクト。'60~'70のROCK黄金期の作品をメインに、その時代の「音」に精通したクリエイターがサウンドを作り上げています。Fabtracks.com

ギターをはじめてしばらくすると、当然バンドをやりたくなる。

そもそも、ギターがうまくなりたくてギターをはじめるというよりは、
バンドと一緒に人前でカッコよく演奏したいからギターをはじめる、
というのが普通でしょ?
Rockerの場合。


ところが、バンドメンバーはそう簡単にはみつからない。

特に、イケてない女子校にいた私のまわりで、
音楽に夢中になっている子なんてほんの一握り。

その中で実際に楽器を手にしていた子なんて、片手で数えられる程度。

掃除用具入れから箒やバケツを取り出してラジカセで音楽を流しながら、
バンドのまねごとをするのが精一杯でした。
あぁ、昭和っぽい。


やっと「ドラムやりたいんだ~。」
「ベース、かっこいいよね~。」
なんて気まぐれに言う子たちが現れ、
よっしゃとばかり、
「バンド組んで、練習して、文化祭に出て・・・」と熱く語り続けていたら、
「MISUMIにはついていけない」と、楽器すら持たないうちにバンド解散。。。

高校1年の文化祭は、そんなわけで棒に振った。


2年目は、早々に志をひとつにする子を拾い集め、
なんとか、夏休みが終わる頃にはバンドの頭数が揃っていた。

いやはや、1学年400人いたんです。私の高校。
それなのに、バンドをやっとひとつ、つくれるかつくれないかしか、
音楽やってる人がいないなんて・・・あぁ、イケてない。


それでも、楽しかったなぁ~。

みんなではじめて楽器を手にして、
それぞれが、思い思いにコピーしてきた曲を、せーので演奏した瞬間。

そりゃあ、ひっどい音だったと思うし、
アンサンブルも、チューニングも何もなかったと思うけど、
あの瞬間、自分たちは最高にかっこいいって気分になった。


ツェッペリンに、フリートウッドマックに、カルメンマキ、
ついでに桑名正博さんの曲とかもやったなぁ。。。。

まだ、ギターリスト以外の何者にもなりたくなかったあの頃。


うん十年後に、ほんまもんの桑名正博さんのギター弾いてた人と同じステージに立ったり、
ジミー・ペイジにボーカリストとして紹介してもらったり、
カルメンマキさんの在籍していたバンドで歌うことになったりなんて、
なにひとつ想像できなかった。


あの頃の自分にそんなこと言ったら、
「なに言ってんの?あたしはギターリストになるんだから!」とかって言われちゃう気がする。。。


そのくらいギターに夢中でした。