僕と兄のDJごっこは日夜続いていた。
ある日DJ兄貴がBBAのジェフズブギーを流した。リスナーである僕はもの凄い衝撃を受けたのを覚えている。リスナーの部屋から飛び出し、スタジオである兄の部屋へ駆けつけて「何この曲?かっこいい!」と言ってDJとリスナーの関係をぶち壊した。「JEFFBECKだよ。」すげーかっこいい!そこから僕のJEFF BECK好きが始まった。そして、さらにDJ兄貴はヤードバーズの幻の10年をかけた!もう最高にかっこいい!今でもこの2は曲は、僕にとって最高の曲なのだ。
そして、禁じられていたレコードを買おうと決心したのだった。しかしながら田舎レコードショップ(レコードショップなどなく、ショッピングセンターの一部にレコードがおいてある。そう、月光仮面のレコードを買った大和田ショッピングセンター)
JEFF BECKのJすらない!何だこれは!でもレコードが買いたくてしょうがない!しかもアルバムになっているでかい奴LPだ。色々探しているうちにおっ!すっげーロックぽいモノがあった。ジェフBECKではないけどこれは何かかっこいい!とりあえず買ってしまえ!(僕はいつもそういう買い物をしてしまうのだ。)そして購入したアルバムがこれ。チッチッチッチッチッチッチッチッチェリーボ~ム。そう、女性ロックバンドのザ・ランナウェイズだ!今考えるとなぜ買ったのか全く理解できない。

JEFF BECK買うはずが・・・・ でもなんだか話題になっていたらしく、兄貴も知っていたし、まっまいいか。などと自分を正当化していたが、後日兄貴にLIVE WIREを勧められた。大和田ショッピングセンターでは絶対に売っていないので大宮のヤマギワ電気レコードショップに行った。いやーめちゃくちゃ大人になった気分だった何か悪いことでもしている様な気分だった。そしてレコードの量に圧倒されビビりながらもJEFF BECKを探す。すげ~たくさんある。へーやっぱJEFF BECKって凄いんだ。沢山あるぞ! どれもかっこいい!WIREDもかっこいい!その時はもう、興奮状態で何がなんだか分からない、とにかく速く買って聞きたい!という気持ちと、この場を立ち去りたい気持ちでいっぱいだった。
LIVE WIERあった!うわ―かっちょ良い!なんか色も見たこともないような赤いような茶色いダークな感じ。そこに移っている目がスッゲー引っ込んでいるJEFFが異常にかっこいい!

かったぞ!遂にJEFF BECK 記念すべきLP1枚目
早速家に帰って冷静にジャケットやら中の解説などみてみた。あれ?JEFF'S BOOGIEは?幻の10年は?えって?入ってないの?なにそれ?(全くJEFF BECKのこと理解していなかった)う~ん(>_<)一抹の不安を抱きつつもレコード針を身長に晩に落としてみた。チリチリっとレコードの始まる緊張感。1曲目いきなり衝撃のフリーワイジャムうゎーめっちゃかっこいい!
(当時はめっちゃとか言う言葉使いはなかったな)アース、シーズアウーマン、フルムーンブギー、スキャッターブレイン!まさしくもう脳みそバーンだ!ブルーウィンドウなんかもうヤバすぎる!
一気に僕の中のJEFFBECKが大爆発したのだった! 他のミュージシャンなんてランナウェイズしか知らないのにJEFF BECKは世界一と決め込んでいた。確かにその思い込みも間違いないのだ。今思い出すだけでもJEFF BECKとのであいは間違いなく僕の中に何か大きな痕跡を残しているのであった。