シリーズ横浜の橋_その35・・・増設編、新港サークルウォーク。 | かながわ検定横浜ライセンス1級に合格したのでブログ続けてみました。

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 横浜のご当地検定である「かながわ検定横浜ライセンス」は2017年3月の試験を最後に終了してしまいましたが、その名前を忘れない様にブログのタイトルに付けました。
    そして、いつの日か「かながわ検定横浜ライセンス」が復活してくれたらと思います。

 

新港サークルウォークは新港ふ頭のド真ん中、国際大通りと万国橋通りの交差点に架かる歩道橋で、

楕円形をした形が印象的な橋です。周辺には新港中央広場やワールドポーターズ、JICA横浜等があり、

また、汽車道や万国橋、横浜ハンマーヘッド、赤レンガ倉庫も近く、新港地区の要となっています。

 

そんなサークルウォークに2基のエスカレーターが増設されました。この増設でバリアフリー化を図り、

周辺の歩行者の回遊性向上に寄与するものと思われます。また、将来的にはサークルウォークから、

横浜ハンマーヘッドまで歩行者デッキで繋ぐ計画がある様で、さらなる発展が見込まれる場所です。

 

 という訳で、新港サークルウォークにやって来ました・・・ ↑

 新港中央広場側にエスカレーターを増設・・・ ↓ 以前は階段だけだったので、バリアフリー化です。

 

    橋の影を見ても、円形なのが分かります・・・ ↓ 向こうにはマリンアンドウォーク横浜も見えます。

    

       赤レンガ倉庫の駐車場側には、以前から階段とエレベーターがありましたが、

       今回、さらにエスカレーターが増設されています・・・ ↓

       

          将来的には、この方向に枝を伸ばし・・・ ↓ 歩行者デッキでハンマーヘッドまで接続。

          

サークルウォーク上から内側を見降ろすと・・・ ↓ 下の交差点には自転車専用レーンも走っています。

 JICA横浜側には、建物の中に階段とエレベーターがあります・・・ ↓

 

    ワールドポーターズ側にも・・・ ↓ 建物の中に階段、エレベーター、エスカレーターがあります。

    

       サークルウォークの案内板には、周辺の地図の他に・・・ ↓ 田中賞受賞を伝えるプレート。

       

 

土木学会田中賞(平成11年度 作品部門)受賞

橋名:新港サークルウォーク、橋種:歩道橋、形式:4径間連続鋼ループトラス橋、

延長:約225m、幅員:約4m。

計画・設計・施工・美観などに優れた特色を有すると認められた橋に贈られる田中賞(作品部門)を受賞しました。同賞は、関東大震災後の首都の復興で永代橋などの名橋を設計した帝都復興院初代橋梁課長の故田中豊博士の業績をたたえるために設立されたもので、極めて名誉ある賞です。なお、建設技術の発展に寄与した建設事業・機関に贈られる全建賞(平成11年度 港湾部門)も合わせて受賞しました。

 

          楕円形のトラスから外側に歩道面が張り出す、独特の形状をしています・・・ ↓

          

 

新港サークルウォークの構造・・・
主構が楕円形のダブルワーレントラスとなっており外側に張り出し床版を設けるという、世界に類例がない構造を採用している。曲線トラスの外側に路面を設置することで、眺望性を確保し、周囲の建物と直接アクセスする機能性の高い歩道橋となっている。外装材を設けず、構造デザインを直接見せることで、鋼構造らしい機能美とコスト縮減の両立を図り、赤レンガ倉庫の残る歴史的景観との調和を図っている。

 

サークルウォークの下から内側を覗くと、ランドマークタワー・北仲ノット・アパホテルの新横浜三塔???

銘板はありませんでしたが、1999年(平成11年)竣工・・・ ↓ また、開港の道の一部にもなっています。

 

シリーズ横浜の橋〓fab44〓新港サークルウォーク