北仲通北地区で、復元された旧帝蚕倉庫の建物の姿が見えてきました。 | かながわ検定横浜ライセンス1級に合格したのでブログ続けてみました。

かながわ検定横浜ライセンス1級に合格したのでブログ続けてみました。

 横浜のご当地検定である「かながわ検定横浜ライセンス」は2017年3月の試験を最後に終了してしまいましたが、その名前を忘れない様にブログのタイトルに付けました。
    そして、いつの日か「かながわ検定横浜ライセンス」が復活してくれたらと思います。

 

この日は北仲通北地区にやって来ました。ここでは地上58階、高さ約200mの超高層タワーを建設中。

この工事が始まる前、この場所には旧帝蚕倉庫の建物が1棟建っていましたが、タワーの建設に伴い、

取り壊したのち、煉瓦などの部材を再利用して、少し位置を移動し復元する事になっていました。

 

旧帝蚕倉庫とは・・・旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用倉庫(通称「旧帝蚕倉庫」)は、関東大震災後の1926年に建築家・遠藤於菟(おと)さんによって建てられました。地上3階、地下1階建てで生糸などの保管に使用され、もともとは4棟ありました。北仲通北地区には、旧横浜生糸検査所附属倉庫事務所(通称「旧帝蚕倉庫事務所」)と、復元された旧生糸検査所(現横浜第二合同庁舎)も現存しています。

 

建設中の超高層タワーの方は、外観的にはほぼ完成といった感じになっていますが、

その隣にはすでに旧帝蚕倉庫の建物が復元されていました。さらに、超高層タワーの低層部が、

旧帝蚕倉庫の建物と同様の外観となっていて、倉庫が2棟並んで建っている様な感じになっています。

 

超高層タワーは約1,200戸の住宅機能を整備し、低層部には商業施設、上層階には展望ラウンジを

併設する宿泊機能を備えた複合施設となります。さらに、現物保存する旧帝蚕倉庫事務所と

復元された旧帝蚕倉庫には、文化交流機能を導入して活用していくことになっています。

 

 右が復元された旧帝蚕倉庫、左が超高層タワーの低層部・・・ ↓ 倉庫が並んで建っているかの様。

 

    手前に見えるのは、必要な耐震補強を行い現物保存された旧帝蚕倉庫事務所の建物です。

    その向こうに復元された旧帝蚕倉庫がチラッと見え・・・ ↓ その向こうに超高層タワーです。

    

       第二合同庁舎の駐車場からは・・・ ↓ 復元された旧帝蚕倉庫の外観が良く見えます。

       

          出っ張っているのは庇の様なものか??? ↓ 窓には鉄の扉がはめられています。

          

見上げれば超高層タワーが・・・ ↓ 柱のまだら模様な感じは、煉瓦を再利用しているためか???

 柱の上部には紋章の様なものが見られました・・・ ↓ 旧生糸検査所にも同様の紋章があります。

 

    別の柱には「B」、B棟という事か・・・ ↓ 元々4棟あったので、A~D棟まであったのでしょう。

    

       ちなみに、超高層タワーの低層部には「C]・・・ ↓ C棟の体で外観を復元している様です。

       

          裏側に回って来ると、柱の煉瓦が綺麗ですね・・・ ↓ 新しい煉瓦を使っている様子。

          

旧生糸検査所の向こうに旧帝蚕倉庫が見えます・・・ ↓ 旧生糸検査所に旧帝蚕倉庫事務所、さらに、

復元された旧帝蚕倉庫が2棟。統一感のある歴史的建造物が並び、独特の雰囲気が生まれそうです。

 

旧帝蚕倉庫〓fab44〓ザ・タワー横浜北仲