30日、名古屋は午後から雨でした・・・でも花粉症の私にとっては、
恵みの雨です
名古屋の白鳥庭園が『異界庭園』になるというので桜見も兼ねて行ってきました(=゚ω゚)ノ
自然という素材で構成された究極の人工美「日本庭園」と「アート」のコラボレー ションで、日本の文化を培ってきたであろう「もののあわれ」「見えないものへの畏 敬の念」など日本の感性を今一度意識するアートイベントだって。
正門を入ると、松ぼっくりのモビールがお出迎え
鳥かごと三日月のアレンジメント?が目に入りました。
思わず裏側に回って撮ってみる
造景集団 某 作品『木霊(こだま)』2019
中心にある装飾は、それ自体何かを放射しているのか、それとも全てを吸い込むかのように眼差しをフォーカスさせるのか・・・
庭園内にあるありふれた植物素材を用い 異界を表現しています
関守石・・「これより先に入らないでください」のサイン
これもアート調
他にも3つ見つけたぞ
鈴木優作さんの作品で”石の魔物“のイメージを陶器で形にしています。
なんかカワイイ
『うつろい』と名付けられた作品。西山弘洋(にしやまひろみ)さんの作品 色彩が綺麗
フォトスポット・・・皆さん、穴に顔を入れて撮影されてました
今日は桜も見に来たのだけれど・・・もう満開ですね。
来月の観桜会には散ってそう
ふと、左を見ると・・・カシの木があるんですが実はこれもアートなんです
カシの木は常緑樹なのに、紅葉した落ち葉が無数に散乱している しかも桜の時期に
・・・おかしいとは思いませんか
阿部大介さんの作品 『カシの葉』
桜のそばで”違和感”を見つける人は、なかなかいないそうです
「清羽亭」の小間 吉本作次さんの作品
大広間 フジイフランソワさんの作品
『きみがよのかわ』
君が代を現したインスタレーション。小さなさざれ石がいつしか大きな巌となり苔が生していく。
それはまるで宇宙で地球をいう緑豊かな星ができた様子。
この日、立礼席では朗読『桜の森の満開の下で』が行われていました。 (要予約)
劇団クセックACTから、名優・女優を迎えての朗読だそうです。
私は予約してなかったので、庭園ワークショップをのぞいてみました。
職人長屋では、生業(なりわい)体験ができます。薪割りは無料だとか。
小腹がすいたので、汐入亭で【異界庭園限定スイーツ!あったか白玉セット 550円】を
平成31年3月23日~3月31日までの期間限定
手作りの温かいカラフルな白玉を、ストロベリーソース、粒あん、抹茶パウダーにつけて食べる。煎茶と最中付き。
スィーツ食べてのんびりしてたら、なんか雲行きが怪しくなってきた・・・
早いとこ回らないと・・・
加藤秀一さん作品 『泉花』 池を泉に見立て水の枝垂桜を咲かせた。
「あずまや」に活けられているのはソメイヨシノ
朽ちて伐採される予定だった桜の木に再び「生」を与えたい。
白鳥庭園は、竹林も見事なんです。(雨除けにもなる)
ニシテツロウさん作品 『counterpointo(対位法)』
数本の竹が異なる周期で青く点滅を繰り返す
個別には同じことを繰り返しても 全体を見れば常に変化し続けていく
音(ガイドさんの声)に反応しているみたいなんですが・・・
風の音にも反応して、風が強いとよくわかるそう(光が一列に並ぶことも)
なんとこれもアート作品 ・・・あやうく、 気づかずに通り過ぎてしまいそう
異界を見つけるのも一苦労です