世の中、性善説を語る方もみえますが
私は違うと思います。
この世に悪人がなければ、警察や弁護士なんて職業はいらないからです。
(籠池問題で自殺者が出ることも サリンで無差別テロの被害に遭うこともないんです)
起立性調節障害(OD)のブログを読んでいて、
無神経な言葉に傷つけられた方
相手に悪気がないから(病気をよく理解していないから)よけい性質が悪い。
ODにさえならなかったら、子供は○○さんと同じ学校へ行けたのに。
うちの子だって、好きで学校へ行かないんじゃないのに。
と悔しい思いをした方々へ。
起立性調節障害(OD)は、れっきとした病気です。
これがもし、”白血病”だとか”小児ガン”とか”移植の必要な難病”だったら
(・・・それでも困りますが)
同情されこそすれ、傷つける人はいないでしょう。
39度も熱のある子が学校を休むのは当たり前。
インフルエンザで休むのは当たり前。
だからODで休むのは、”不登校”や”ずる休み”とは違うでしょう?
起立性調節障害(OD)は、病気なのだと教師や生徒に理解させる必要があります。
この病気は、残念ながら病名さえ知らない方もみえます。
世の中に、まだ浸透していないのです。
親は、いざとなれば診断書を提出してでも周りに解らせる義務があります。
私は、中3の修学旅行前に、学級懇談会で父兄に説明しました。
病気なのになんで修学旅行には来れるのと、息子が傷つけられるのを懸念したからです。
この病気は、厄介なことに自分の好きなことには動けたりするんです。
だから、なかなか理解されず、”怠けている”と誤解されたりします。
ODで長期療養している間、授業が遅れて、周りの受験体制についていけなくて
友達に怠けていると誤解されてしまって、昼夜逆転してしまって・・・
星状神経節ブロック療法を受けながら、細々と学校に行っていた息子も
「学校に行きたくないヾ(▼ヘ▼;)」と言って、
いつのまにか、”不登校”に移行してしまいましたが。
でも不登校=逃げではありません。
命を守るために学校へ行かなくても後ろめたさを感じる必要はないのです。
それでも傷つける人がいたら・・・(世の中、悪意を持ってる人っているんです)
はい、全力で逃げてください─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
自分を守ることも大切です。いわば、正当防衛です
サバンナで、ライオンに追われるインパラですら逃げることを知っています。
戦うばかりが能ではありません。
ODを十分理解してくれるブログ仲間のところへ全力で逃げてください。