忙しい・・・・・・・
嬉しい悲鳴ですよね。我々の商売は「忙しい」とお金になりますが「暇」だとまるでお金にならないので・・・・。会社勤めの経験もある身の上で発言すると、「暇」でも毎月決まっている収入っていうのはこの上ない精神安定剤ですね。今となっては。
ま、でも自分の選んだ道、好きなことを極めて食べていこうという事は、人生としては幸せなのだと信じて頑張っておる次第であります。はい。
さてと。
妹に無事に男の子が生まれました。
この妹と私は、性格がまるで違った生き物でして、子供の頃からあまり気が合うことも少なかったですね。それでも女同士の姉妹、大喧嘩しつつも楽しく遊んでは来ました。
前回に「次回に書こう~」とささやいていた「大月」という町に一緒に立ち寄った回数が一番多いのはこの妹ですね。そもそも「大月」という町に何か観光名所があるのか?!と聞かれると、まぁそんなにビッグな場所はありません。でも、それなりに思い出に残っているので、良い町には違いありませんよ!
私が一番最初に立ち寄るきっかけになったのは、友達から教えてもらった美味しいほうとう(山梨名物ですね)のお店「竹馬(ちくま)」が、中央自動車道大月インターのそばにあったからでした。「ほうとう一筋頑固一徹」な感じのご主人のほうとうはめちゃくちゃ美味しいです。〆の雑炊がどんなにお腹がいっぱいでも食べられる美味さです。そんなご主人の情報も前もって聞いていたので、少し緊張しながらお店に入ると「いらっしゃい」。手書きのお品書きがあちこちに張ってあり、「へぇ~、いろいろ美味しそうなメニューが・・・」と見渡す間もなく「うちはほうとうのお店だからね。ほうとうが一番です。ほうとうを食べてってくださいねぇ。」と声をかけられました。これに反論する勇気も無く、「あ。じゃあお願いします」。出てきたほうとうが本当に美味しいから「美味しい美味しい」と言いながら食べてると、少し微笑んだご主人が「最後に雑炊も食べるでしょ」。結構お腹がいっぱいだったので「うーーーん・・・・」と考えようとすると「美味しいよ。お腹に入るから大丈夫だよ」。「・・・・・・お願いしま~す。」ま、嘘偽り無く本当に美味しかったので、重くなったお腹をさすりながらの帰り道でしたが、大満足でした。
さぁて、前置きが長かったぞ・・・・・。その「竹馬」に妹も連れて行ってあげようとしたときに、妹が「食べに行くだけじゃつまんないよ」とどこか立ち寄れないかと本屋さんへ。(当時はですね、今のようにインターネットなんちゅうもんはまだまだありませんでしたからね~。勿論携帯もありません。私が勤めた頃なんて8Mのメモリーが3万円近くしてましたからね!)そこで見つけた大月名所「猿橋」。車に乗っていると渋滞情報で必ずといって良いほど耳にする「猿橋バス停付近~」。おぉ!本当にそんな橋があるのか!と見に行きました。でね、小さい橋なんですけどこれが結構な「名橋」でした!何で「猿橋」かってのも知らなかったもんですから、その理由を知り実際に橋を見て「おぉ~~~!」と妹と感動してしまいました。
知らない方は是非一度!とは言っても、今はインターネットで隅々まで調べて見れますよね・・・・。でもね、実物も一度見てみると良いですよ~。何でも「日本三奇橋」だそうですから。。。。。残りの二橋は「岩国の錦帯橋」と「木曽の桟」・・・・「日光の神橋」というのも見つかりますね・・・・どうやら「木曽」の方は江戸時代に焼失してしまったようで、現在は「世界遺産」にもなっている「日光」の方が正しそうな雰囲気ですが・・・・・。残りの二橋の観光名所ぶりに比べると少々地味な「猿橋」ですが、何だか見ごたえはあると思います!!
そんなわけで、次回はこの「大月」で入った温泉を思い出してみよう~~っと!