日ごとに寒さが増してきましたね。基本的に冬は大好きなんですが、最近は古傷が痛み出す季節にもなりつつ。。。。。。


毎日ブログを書きたいと思いつつもパソコンを立ち上げる元気がない今日この頃ですが、東京近郊もかなりキレイな紅葉が視界に飛び込んでくるようになりました。身近なところでは、ウチから駅までの川沿いにある桜並木や、大通りの中央分離帯の木々が目を楽しませてくれています。つい先日はパークハイアット東京の上からの眺めや、北鎌倉の小山からの紅葉が印象に残っています。


さて過去を振り返って。

私が今までで一番記憶に残っている素晴らしい紅葉は、確か美ヶ原に向かうヴィーナスラインと白樺湖周辺の紅葉だったと思います。訪れたのはかれこれ十数年も前になりますが。


18歳で車の免許を取った私は学生時代から友達や家族とドライブするのが本当に楽しくてスキでした。最初に勤めた会社が店舗配属だったので、休みは平日が多かったですね。時折友達が私に合わせて平日に有給を取ってくれたりしました。そんな中に出かけたドライブだったと思います。ピカピカの晴天に恵まれたので、少し遠出をしようと向かった美ヶ原ヴィーナスライン。本当に見事な紅葉でした。視界に入りきらない風景だったと記憶しています。360度ぐるりとどこを見ても赤や黄色のオンパレードでした。生まれて初めて見たと言って良いです。そして未だにそれ以上の紅葉にはめぐりあっていません。きっと紅葉の一番盛り上がっている場所と日とお天気がピッタリ重なった貴重な一日だったんじゃないかなと思います。平日でほとんど人や車もなく、独り占めの絶景でした。あ、友達と二人占めか。。。


最近はそんなゆとりの時間が持てない縮こまった日々を送っている気がするので、いつかまたあの時以上の紅葉に出会えるようなゆとりが欲しいな~と思うばかりですね。


お金の無い年頃は美味しいものはそんなに食べられなかったけど、時間だけは贅沢にあったので、心は美味しいものを沢山得ていたんですね~~~。健康にはその方が全然良いですね!!!

某巨匠のマエストロは、練習番号のアルファベットが外人の名前だったりします。

とても真面目で丁寧で礼儀正しい、そして愉快なそのマエストロは、結構奏者のエネルギーが昇りの時に演奏をお止めになることが多いです。私が過去に客席から某オペラのGPを拝聴していたとき、ラストクライマックスの主人公が命を落とすシーン、客席の8割以上の人が涙を堪えるのに必死な場面、幕切れまであとわずか数小節の時、それまでそのGPは一度も止まらなかったというのに、マエストロの少し高めのトーンの声がオーケストラピットから響き渡ったのでした。


「恐れ入りまーーーーーーーす!」


私の顔は涙でクシュクシュでした。ドラマに感極まっていた時でした。それが一瞬で笑いを堪えるのに必死な顔に変わったのでした。

そしてそのステキなマエストロは、再開のときの練習番号をこんな風に仰るのです。


「それでは、ガブリエルGからご一緒して頂けると有難いでーす。」


全ての練習番号に名前がくっついてくるので、慣れてくると止められるのが楽しくなって来たりします。


まぁ、芸能の世界や舞台の世界では「おかしな業界用語」が多々存在しますが、どうせ「おかしい」なら「愉快」のほうの「おかしい」が良いですよね!!


さて、今日のタイトル「ダニエルくん」。

勿論、冒頭のお話のマエストロもお使いになりますし、今日私がこの言葉を耳にしたときは思わずマエストロの顔が浮かんだのでしたが。

今乗っている舞台のある場面で我々は「汚い」ズタ袋や毛布や荷物やらを持って登場します。そしてその場面ひとしきりその手荷物と仲良くして舞台袖に帰って来ると、体のあちこちが痒いのであります。周りの仲間達の口からは「くっそーダニエルめ!」「いやだ~、ダニエルくんが!」の悲鳴が上がります。最初耳にしたほんの数秒、私の頭はマエストロの顔が浮かんでいた為か、ダニエルの正体にピンときませんでした。


あぁ、ダニね・・・・・・


というくだらない話でした。。。。。



あ。つまらない話の追加ですが・・・・・私の英会話の先生がこんなことを言っていました。


「ワタシのナマエ、DANNYデス。ダニーと発音しないで下さーい。ワタシ虫ではアリマセーン。デァニィーと発音シテクダサイねー。」





そんなことがあるのか!!とちょっと驚いたのは妹の話で、もう後2~3週間で出産という時期に入ってそんなことになり、母も私もドびっくり。。。。。


そもそも実体験がないので、盲腸なんてものはウワサやドラマで症状を垣間見たくらいの知識で、とてもとても尋常ではない痛みにうんうん言ってうずくまる姿しか想像できず。。。


思い返せばちょっと夕食をモリモリ食べたのを一気に吐いてしまったり、なんだかおなかが痛くて食欲ないのよね~と言っていたのを「まぁ、だんだん産み月だからね~」とみんなで流していたりした3日間が存在していました。特に発熱したわけでもなく、ただただお腹の赤ちゃんが心配で出産予定の産婦人科に出かけていった妹。「入院しました」と夜中に報告があり、メールも通じるようだったので

「大丈夫?お産にお大事には変だから、頑張ってねと言っておくよ」

な~んてメールを呑気に送った私。返ってきたメールは

「虫垂炎らしいよ。手術だって~」

・・・・・・・・・・・・・・!!


それにしてもお医者様はすごいな~。あの大きなお腹の妊婦の盲腸を切り取るんだな~。。。想像のつかない範囲なのであれこれ考えるのはやめることにしました。


入院初日の甥っ子のコメント

「ママね~、元気じゃなかったの」

入院2日目の甥っ子のコメント

「ママね~、痛そうだった・・・・」

5歳児が痛そうだな~と感じるくらいだから、結構痛そうだったんだろうなぁ・・・・・ブルブル。


手術は無事に終わったらしいけど、1週間盲腸の為の入院をしてそのまま出産だそうな。。。

頑張れよ、妹!