製作・脚本:リュック・ベッソン
監督:オリヴィエ・メガトン
仕事に忠実な完璧超人の主人公が組織に拉致され、失敗した友人の仕事を引き継ぐが荷であるヒロインと悪役、第3者に振り回されながらも友人の警部と共にヒロインを父親の元へ届けるというストーリー
非常に見やすいスピード感あるカーアクションとシリアスであるが多少ジャッキーよりのアクションのもあり川からトラクターで引きあげらるシーン等ユーモアのあるバランスの取れた作品。
アクションは途中でスローを交えながら撮るいまどきの手法を用いており、ものやうまく使った芝居がかった多少ジャッキーよりのアクションが見られる、殴られて修理工場の壁が壊れ主人公が飛び出すカットがあったが、この辺りは、何か東映特撮にもちいられるやけに脆い壁、壁の向こうがまったく別の空間という戦隊物によくある演出が在り多少気になってしまった。
カーアクションは広角レンズ等を使用し迫力のある画面を見せてくれたがカーチェイス事態が前2作に比べ少なめな印象を受けた。
作品の完成度は高めだが、完璧超人キャラに頭の弱い馬鹿女を合わせるパターンは多々あるが、意図はわかっていてもやはりイライラしてしまう。
それとヒロインのうなじの「安」のタトゥーが終始気になって仕方ない。