監督:ブライアン・ヘルゲランド

脚本:ブライアン・ヘルゲランド

撮影:エリクソン・コア


裏切った妻と知り合いの罠にはめられ背後から打たれたアウトローの一匹狼が復習と奪われた7万ドルを奪い返しにいく

狡猾な主人公が7万ドルという金額に固執し罠にはめた妻、知り合い、チンピラ刑事、マフィアのボス等を淡々と掃除していくハードボイルドな不陰気の漂う作品になっている


中盤のマフィアの車のガソリンの流れるホースを切り遠くからタバコの火で引火させるシーンがあるが目の前のアパートにいたはずの主人公が次のカットで、いきなり直接車のしたに移動しのホースを切るカットがあるが、

なんの説明もなくカットが切り替わるため、何が起こったのかよくわからない・・・(実際に巻き戻した)


映画自体は細かい複線がいくつも張り巡らされ一つ一つ丁寧に回収していく丁重なつくりになっている

7万ドルという金額になぜあんなに固執するのかは解できないが

監督 キャスリン・ビグロー
監督:キャスリン・ビグロー

脚本:クリストファー・カイル


冷戦時代のソ連の原子力潜水艦を主人公にした作品。

不器用で横暴な新船長と船長の任を解かれた副船長、新人の原子炉担当仕官、主にこの3人を機軸に物語りは進む

新型の原子力潜水艦が処女航海時に原子炉が故障しメルトダウンの危機に・・・

修理を行い、修理のたびに乗組員は被爆し負傷者が増えていく、そんな中、内部の逮捕権限を持つものが横暴な船長を逮捕、近海のアメリカの軍艦に救助を求めるべき進める副船長との意見の副船長を新たに船長に付くよう進めるが、副船長は現船長を開放し船員に”命令”ではなく、お願いをするように働きかけ再び原子炉の修理を呼びかけ、その後アメリカの軍艦に救助を求める・・・

事件後、軍法会議では副船長の弁護の甲斐があり船長は無罪、原子炉修理に参加した者は帰国後すぐに死亡

30年後慰霊碑の前に元船員達が集まる。


潜水艦が舞台なので当たり前だが・・・

人や物が多く画面が狭いカットがおおく潜水艦の中でのドラマを意識した描写が多い

その反面、甲板等に非難するシーンでは空撮でのフカンのロング等、船内と船外でのメリハリが非常に大きく非常に面白い。

監督:本多猪四郎

脚本:関沢新一

撮影:有川貞昌、富岡素敬


作監T氏からのオススメ作品


次回作の三大怪獣 地球最大の決戦での不満点である、安易な全身のロング等が少なく、足元を前景等で隠すなど、次回作で不満に感じたが部分がこの作品には少くない。



流れ着いた巨大なタマゴを取材し小美人と共にタマゴを元の島民の元へ戻そうとする記者数人と卵を見世物にしようとしている悪役とのイザコザの中、干拓地からゴジラが出現、親モスラが現れるがゴジラを前に絶命し卵から生まれた2匹の幼虫がゴジラを倒し親の敵を討ち、島へ帰っていくまでの物語。


干拓地の地面から現れるゴジラ現れるとはおもわなかった・・・

今回は普段から無能と思われている自衛隊が活躍するという特徴もある

組織として突飛なSF兵器を使わずにゴジラを苦しめた珍しい例でもある。

怪獣特撮作品において突っ込むのは無粋だと思うが、モスラ幼虫2体の併走シーンにおいて移動用のキャタピラが2匹同時見えているというのはいかがなものだろうか?


ストーリー的にゴジラが現れてから、消えるまで、親モスラを呼びに行き親モスラと戦い、幼虫を付加させ、自衛隊が2度もゴジラを苦しめ・・・一体ゴジラはどれだけ長い時間日本列島に滞在していたのだろうか・・・