監督:本多猪四郎
脚本:本多猪四郎
撮影:玉井正夫
ゴジラシリーズ一作目
水爆実験の影響で姿を現した、水棲恐竜から陸生に進化する途中の生き物が変異したものである
船舶が突然消息を立つという事件が頻発する中、人家のある小島に深夜ゴジラが出現、足跡を調査した結果、トリロバイトや放射能といった現物証拠が見つかり巨大な生物が上陸したと判明その後、姿を現し東京を蹂躙し火の海に変える。
酸素破壊物質オキシジェンデストイヤを使用しゴジラを殺すことに成功するがオキシジェンデストロイヤの生みの親の科学者も命綱をきりゴジラと運命を共にする。
合成、縮尺があまりにも一致しない部分があるが題一作ということを考えると仕方ない部分もある、足跡の大きさや山陰から顔を出すカットなど。
本編の特撮カットのできはよく、モスラ対ゴジラと同様に怪獣映画の基本的なとり方をされている。
モノクロ作品ということもあり、ミニチュアや火を使ったカットはそれなりにリアリティのあるカットしあがっておりカラー作品より迫力は上である。
作中後半の戦闘機が放つミサイルの命中率は不思議なほど低く多少首をかしげる。
ゴジラの白骨化シーンはいきなり着ぐるみが骨置き換わってしまう
上記のシーンはゴジラVSデストロイアでも白骨化シーンがあるがそちらのほうが個人的には好み。