神道に関する質問をメッセージでいただいた。本当は質問は受け付けていないのだが、きちんとしたメッセージだったのと、質問は受け付けていない旨の注意書きがスマホでは表示されないことも知っていたので、今回のみサービスで質問にお答えすることにする。ただ、本当に質問は受け付けていないので(笑)、今回のみということでご了承いただきたい。

 

なぜ質問を受け付けていないのかというと、自己完結する習慣を付けていただきたいからである。

 

一定の意識レベルに達し、かつハイヤーセルフか守護霊のどちらか少なくとも一方の存在に対して疑いを持っていなければ、ペンデュラムをきちんと使いこなすための前提条件を満たす。

 

そして、条件を満たした方については、ペンデュラムを使用して自分自身でハイヤーセルフまたは守護霊から回答を得ることができるので、それを習慣として身につけていただきたいのである。その方が、先々絶対に自分のためになるからである。

 

今回の質問者の方も意識レベルはそれなりに高いので、ペンデュラムを使用して回答を得られる基本的な条件はクリアしている。

 

意識レベルによって答えを教えてもらえる範囲が異なるので(意識レベルが高いほどたくさんのことを教えてもらえる)、厳密にはペンデュラムを使いこなせたとしても私と同じ範囲で回答を教えてもらえるわけではないのだが、そこは意識レベルが上昇してからのお楽しみということでご理解いただきたい。

 

私がペンデュラムについて説明している過去記事を読んで実際にやってみても、どうしてもうまくペンデュラムを使えないという方は、もう少し霊的修行が必要ということになる。

 

ペンデュラムによって色々なことを教えてもらえる世界の住人になるには、一定水準の意識レベルに到達する必要がある。

 

このペンデュラム使用の前提条件となる意識レベルの最低ラインの数値について、もちろん私は具体的な値を知っているが、それを公表することは現時点では禁じられている。

 

この情報を公表してもよいかどうかを決める決定権を持っているのはアシュタールであり、以前聞いたらダメと言われた。ただ、べつにたいした理由はないのである。ないのであるが、アシュタールがダメと言ったらダメなのも事実である。以下、その時の会話。

 

Fさん「このペンデュラム使用の前提条件となる意識レベルの最低ラインって、ブログに書いてもいい?」

アシュタール「・・・」

Fさん「考え中?」

アシュタール「考え中」

アシュタール「・・・」

Fさん「(長いなあ)やっぱりダメ?」

アシュタール「うん、ダメ」

 

このくらい、どうでもいいのだが、ダメと言ったらダメなのである。

 

今回は質問への回答を神社・神道 豆知識集(3)という形でお届けする。以下の2本立てである。

 

・瀬織津姫と天照大神の関係

・天津祝詞の太祝詞事とは何か

 

■瀬織津姫と天照大神の関係

 

質問の原文は「瀬織津姫とは天照大神の皇后だったのでしょうか?」というもの。

 

ちなみに過去記事に何回か書いているように、アマテラスは本来は男性神なので、その前提での質問であることに注意していただきたい。

 

最近、なぜか瀬織津姫ブームなのであるが、この方も瀬織津姫に興味を持ったとのこと。瀬織津姫については過去記事「私の守護霊様チーム(3)」「神社巡り 佐久奈度神社」などを参照したいただきたい。

 

瀬織津姫は古代日本における神道の最高神であった。だが、ある時、時の権力者たちに意図的に最高神をアマテラスに切り替えられた。そして、瀬織津姫は封印されたのである。しかし、実は瀬織津姫は今でも伊勢神宮や各地の神明社に祀られている。それが、「天照大神の荒御魂(あらみたま)」という存在である。

 

一方で、神様の系譜において、アマテラスのところはかなり不自然である。配偶者が記載されていないし、さきほど書いたように、本当は男性神なのに女性神に書き換えられてしまっている。

 

ということで、瀬織津姫とアマテラスの関係が気になったようなのであるが、質問への答えは「No」である。

 

実は、アマテラスの正体を明かすことは許可されていない。これも、さきほどの問題と同じく、アシュタールがダメと言ったらダメなのである。詳しくは書けないのである。

 

ただ、書いて良いことで言えば、瀬織津姫はシリウス人なのに対して、アマテラスは別の星出身である。だから、瀬織津姫とアマテラスはいわゆるツインソウルなのかという問いに対しても「No」の答えになるし、まあ一般的に思い付く限りにおいて、「荒御魂(あらみたま)」と「和御魂(にぎみたま)」という神道に無理矢理導入された概念以外においては、どんな意味においても瀬織津姫とアマテラスはペアになる関係ではない。

 

また、アマテラスは天孫ニニギの2代前なのだから、地上に降臨していない。だから、当然ながら地上におけるニニギとコノハナサクヤヒメのような夫婦関係もない(この2人はツインソウルであり、かつ、地上での夫婦でもある)。

 

ただ、イザナギとイザナミが男女ペアの神様であるように、どんな神様にも本当はツインソウルの相手が存在する。

 

例えば、岩戸開きで活躍した知恵の神様オモイカネ(男性神)のペアの相手は水の神様ミズハノメ(女性神、私の守護霊)であるし、火の神様カグツチ(男性神)のペアの相手は岩の神様である磐長姫(女性神)であり、またの名が埴山姫(ハニヤマヒメ、山の神様でもあるので磐長姫の父親がオオヤマツミとなっているのであり、ペアの相手であるカグツチを祀る秋葉神社や愛宕神社の総本社が山頂にあるのである)である。

 

瀬織津姫のツインソウルについては私は知っているが、これはやっぱり書くことを禁じられている。アマテラスのツインソウルについては、私も知らない(たぶん神様として知られていないので、古事記・日本書紀に出てこない)。

 

このように、書いていけないことはたくさんあって、それはアシュタールが独断で決めている。そして、さきほど書いたように、たいした理由はないので(笑)、そのうちに書いても良くなる可能性もある。

 

まあ、もう少し真面目に語るとすれば、その時の地球全体の意識レベルによって、知らせても良い事実の範囲が変わってくるということである。地球全体の意識レベルが上昇すれば、もっと知らせても良い範囲が広がってくる。現在ではアマテラスの正体を語ることはタブーであるが、そのうちそうでもなくなるかもしれないということである。

 

「たいした理由はない」というのは、書いてはいけないとされることを書いたとしても、そんなに不都合はないと思われるのだが、現在の地球が直面しているアセンションというゲームにおいて、いっぺんにたくさんの情報を広めてしまうとつまらなくなってしまう側面もあるし、一定水準以上の意識レベルでないと情報を知らせたとしても信じられる人がほとんどいないということ。

 

そして、謎解きを楽しめるように時間が与えられているということでもあるのである。

 

■天津祝詞の太祝詞

 

大祓詞(おおはらえのことば)という祝詞がある。過去にこのブログでも何度か言及している。この中に、「天津祝詞(あまつのりと)の太祝詞事(ふとのりとごと)を宣(の)れ」という謎の一文がある。これを教えてほしいというのが第2の質問である。

 

大祓詞の全文を書くのは面倒すぎるので省くが(ネットで検索していただきたい)、大祓詞というのは大きく前半と後半にわけることができる。

 

前半は天孫ニニギの降臨の描写と、天孫ニニギが治める日本においても善良な人民が過ちを犯すことはあり得るけれども、そうなった場合はかくかくしかじかの神事を行って、「天津祝詞(あまつのりと)の太祝詞事(ふとのりとごと)」を唱えなさいという話である。

 

後半は、このように唱えたならば、天津神も国津神もそれを聞いてくださり、聞いてくださったということはあらゆる罪がなかったことになる。祓戸四神(はらえどよんしん)は罪を祓って消し去ってしまう。だから、このように「祓い給え、清め給え」と天津神、国津神、八百万の神に聞いていただけるよう謹んで申し上げておりますという内容である。

 

そして、大祓詞の内容として「天津祝詞の太祝詞事を唱えなさい」「このように唱えたならば」と言っておきながら、肝心のその内容が書かれていないというのが謎というわけである。本来はここで何らかの言葉を唱えるはずなので、大祓詞を奏上する場合には前半と後半の間で若干の間を空けることが慣例となっている。

 

この謎については以前も女神様たちに質問したことがあった。念の為、もう一度同じ質問をしてみたが、回答は当然ながら前回と同じであった。

 

ここで唱える内容は一般論としては謎なのであるが、実は、世の中に正解は既に出ていて、私はある人のブログでそれを過去に見たことがある。

 

「アマテラスオホミカミ」「アマテラスオホミカミ」

 

と神道の最高神の名前を2回唱えるのが正解だそうである。従って、「天津祝詞(あまつのりと)の太祝詞事(ふとのりとごと)」が直接指しているのはこの20文字。そして、ここでの天津祝詞は大祓詞とイコールである。

 

世の中には江戸時代の国学者であった本居宣長らによる「天津祝詞の太祝詞事」が大祓詞全体を指すという説もあったのだが、それは良いところを突いていたものの、少し違うということになるのである。

 

なお、女神様たちによると、ここで謎になっていた「天津祝詞の太祝詞事」は意図的に隠されたなどということではなく、単に時の経過とともにわからなくなってしまっただけだそうである。

 

ちなみに、私は過去に大祓詞を全文暗記していた時期があったのだが、定期的に奏上する習慣がなくなって、さすがに忘れた。1回奏上するのに4分くらいかかったと思うので、結構な長さであり、たぶん般若心経を記憶する2倍くらい大変だったと思う。でも、般若心経もそうだが、さすがに波動レベルが高い文言なので、興味がある人は人生の一時期だけでも全文暗記にチャレンジしてみるのも良いのではないだろうか。

 

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過去記事はこちらからどうぞ。

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