年初なので「2019年はこういう年になる」のようなスピリチュアル・メッセージを見る機会が多いかもしれない。

 

今回は高次元からのメッセージ・情報の受け取り方と扱い方についてお話したい。なお、「受け取り方」というのはチャネリングのやり方のことを言っているのではなく、メッセージ・情報の「読み方」「受けとめ方」という意味で使用している。

 

情報というものを軽く考えすぎている人が非常に多い。

 

まず最初に、「宇宙は嘘に満ちている」ということを肝に銘じていただきたい。当然のことであるが、スピリチュアルに関するブログであれ、動画であれ、書籍であれ、書かれていることが全て真実とは限らないわけである。

 

ところが、受け取った情報を片っ端から信じてしまう人というものいる。本当の自分、ハートの声以外のものに権威を与えすぎると非常に危険なのである。新聞やテレビなどが、その最たる例であり、いまだにそれらのメディアからの情報を全て正しいと思い込んでしまっている人がたくさん存在するのである。

 

こういった普通の情報ですら嘘、でっち上げ、意図的な世論操作などにまみれているのだが、それはスピリチュアルの世界でも同じことである。

 

スピリチュアルの世界で言われていることというのは証明不能なことが多い。真偽の確認が難しい(と思われている)。だから、余計に他者に権威を与えがちである。

 

特殊な霊的能力を持っている人もいる。もの凄くたくさんの知識を持っているように見える人もいる。それと比較すれば、自分には霊的能力もないし、それほどの知識もない・・・などとなってしまうと危険だということである。

 

だから、情報というのは真偽確認が絶対的に必要なのである。過去記事でも何回も言っているが、このブログの内容も真偽確認していただいて構わない。私としても、内容の根本的な部分は真偽確認しながら慎重に書いているつもりであるが、それでも100%というわけにもいかない。スピリチュアル情報の真偽確認をするのは当然なのである。

 

どうやって情報の真偽確認をするのか。それはペンデュラムによるダウジングによってである。このブログを読んでいるくらいだから、あなたの意識レベルはそれなりに高いだろうし、ペンデュラム使用の前提条件となる意識レベルの水準はクリアできている可能性は高い。そして、ハイヤーセルフか守護霊か、少なくともどちらかの存在について疑いを持っていなければ、わずかな練習でペンデュラムを使えるようになる。

 

だから、ペンデュラムの練習をしていただきたいのである。使えるようになれば、一生の財産になることは間違いない。ペンデュラムの詳細は過去記事を参照していただきたい。

 

ペンデュラムでハイヤーセルフと対話する

ハイヤーセルフとの対話

ペンデュラムの使い方 中上級者編

ペンデュラムの使い方 中上級者編(2)

ペンデュラムの使い方 中上級者編(3)

 

スピリチュアルなメッセージに関する嘘というのは、さまざまなレベルのものがある。私から見れば、見た瞬間に嘘だと分かるものも多いが、そうでないものだってたくさんある。だからこそ、私は常にペンデュラムを脇においた状態で情報に接しているし、実際にペンデュラムで確認を取りながら情報を得るようにしているのである。

 

私は、あるアセンション達成者が巧妙に仕組まれた偽物のメッセージを拡散しているのを見たことがある。アセンション達成者ですら、騙されることがあるということである。

 

こういった偽メッセージを発信しているのは誰なのかというと、敵チームである。光チーム対闇チームの対決という構図における闇チーム。地球を裏から操ろうとしている存在たち。地球の金融を支配して、お金を少数の人間のところに集中させようとしている存在たち。地球のアセンションの邪魔をしている存在たちである。

 

だから、偽物のメッセージを拡散するということは、たとえ悪気がないとしても、敵チームに加担していることになるということを肝に銘じていただきたい。情報の真偽を見分ける自信がないのであれば、あるいは情報の真偽の確認を怠るのであれば、安易に情報の拡散などしないことである。

 

巧妙な偽メッセージというのは、95%くらいは良いことを言っている。だから騙されるのである。とんでもない新興宗教だって、8割、9割は良いことを言うのである。そうでなければ、誰も信者にはならない。そして、敵チームのスピリチュアル・メッセージはもっと巧妙だったりする。相手は5次元の存在だからである。

 

それでは、敵チームは95%良いことを言っておいて、残りの5%にどんな情報を仕込んでくるのか。主なものは3つあるので、覚えておいていただきたい。

 

・怖れを植え付ける
・罪悪感を植え付ける
・自分を小さな存在と思わせる

 

たとえば、一見良いことを言っているように見える例として、「生かしていただいていることに感謝」みたいのがある。これは3番目の「自分を小さな存在と思わせる」に該当する。

 

本当の自分とは全体意識、純粋意識そのものである。宇宙を創造したエネルギーそのものである。それなのに「生かしていただいていることに感謝」というのはおかしい。「小さな自分」の視点と「大きな(本当の)自分」の両方の視点を同時に持つことは必要なのであるが、これだと「小さな自分」のみにフォーカスしていることになる。こういった考え方で自分を洗脳してしまうと、「大きな自分」を思い出すことができなくなってしまうのである。

 

個々の情報の真偽を個別に確認することも大事なのであるが、もっと重要なのは、情報源の信頼性である。例えば、このブログの記事の情報の真偽を毎回確かめていただいても構わないのであるが、それ以前にやるべきこととしては、このブログや私の信頼性を調べることである。

 

少し前にメッセージをくれた方で、ハイヤーセルフにペンデュラムでこのブログを読んでも良いかを質問したところ、あなたが必要とする霊的知識を身に付けるうえで最適なブログである旨の回答が返ってきたから読み始めたという方がいた。皆さんにも同じようにしてほしいのである。なお、その方は元々ペンデュラムを使用する習慣が付いていたので、私のブログ記事を読んでペンデュラムを始めたわけではない。

 

さまざまな情報源からのメッセージを扱っているサイトなどでは、本物の情報源からのメッセージと偽物の情報源からのメッセージが混在していることもある。海外のスピリチュアル情報を翻訳しているサイトなどに見受けられる。

 

色々な情報源からのメッセージを翻訳したり、動画にしてYouTubeに投稿したりしている方の努力には感謝するのだが、同時に、情報の真偽確認もしていただきたいのである。

 

スピリチュアル情報が氾濫するようになったこの時代、そろそろ、スピリチュアル情報も真偽確認して取捨選択することが求められてもよい頃だと思う。情報の発信者や、前記のような情報の中継・拡散をしているような方は、これを意識すべき時代になったのではないかということである。

 

情報の真偽確認が難しいと思われているスピリチュアルの世界だからこそ、自分でも確信を持てないような適当な情報を垂れ流すのは、そろそろ終わりにしましょうということである。

 

情報源の信頼性の確認は、もちろん、皆さんが自分でやることであるが、私がこれまでにネットで見た高次元からのメッセージ動画の情報源についての見解・印象を少し述べておきたい。

 

まず、サナンダ(イエス・キリスト)を名乗る情報源からのメッセージ動画。これは過去に私が見たものは全て偽物である。これまでに出回ったサナンダからのメッセージは全て偽物からのメッセージと考えてよい。もちろん、私がこう書いたからといって信じる必要はないので、ご自身でペンデュラムで確認していただきたい。

 

次に、アシュタールまたは光の宇宙連合を名乗る情報源からのメッセージ動画。これは本物が多いが、偽物もかなり含まれている。日本人がチャネリングしている有名なものは本物である。

 

大天使からのメッセージ動画は本物が多い。しかし、やはり中には偽物も混じっているので注意していただきたい。


さて、長くなったが、情報源の信頼性や情報そのものが正しいことの確認が取れたとしよう。しかし、これで終わりではないのである。次に考えるべきことがある。

 

それは、メッセージの対象者が誰なのかということである。

 

広く一般の人に対するメッセージなのか、それともスターシードのような特殊な人向けのメッセージなのか。さらに、特定のグループだけを対象としたメッセージだってあるし、場合によってはチャネラー本人のみに向けたメッセージもある。

 

例えば、さきほど書いた日本人がチャネリングしている有名なアシュタールの動画の情報源は本物である。そして、これは対象者は誰なのかと言えば、広く一般の人ということになる。

 

そうすると、どうなるのかというと、メッセージにかなり「嘘も方便」が混じっているのである。だから、私から見れば、「ま~た、嘘言っているよ」となるのである。

 

しかし、広く一般に受け入れられる話をするという意味では致し方ないのである。「自由意志は存在しない」で終わってしまったとしたら、一般の人は話を聞こうという気にならないのである。だから、前向きになれるような話をするのである。

 

だから、これは一般の人向けの動画なんだということを意識して見なければならないのである。スターシードのように特殊な人には当てはまらないかもしれないのである。

 

スターシードの人は自分が特殊な人であることを、ある程度は意識しておく必要がある。一般論が当てはまらない場合もある。もの凄い量の地球のカルマを代理で浄化しているので、苦しむときには苦しむし、それは決められた人生ストーリーの一部だから、その時には引き寄せをしようが何をしようが思ったような現実にならないこともあるのである。

 

スターシードや一部の特殊な地球人だけに向けられたメッセージというのも当然ある。しかし、その場合でもその全てを対象者としているとは限らない。

 

アセンションに関するメッセージについては、特にこの「対象者限定」のメッセージが珍しくないので注意が必要である。

 

昨年2018年のある時期に、アシュタールや複数の大天使などが一斉に「いよいよ、この時が来ました」のようなメッセージを出したことがある。しかし、今振り返ってみても、何のことだか分からない人がほとんどだろう。「また、いつものように何も起こらなかったではないか」と感じるだろう。

 

しかし、これはアセンションの第2グループのことを言っていたのである。総勢750人程度の第2グループの人たちは、6~8月頃に3次元の波動領域を超越し、年末までには全てのアセンションプロセスを完了している。

 

だから、その人たちにとっては、本当に「いよいよ、この時が来た」なのであり、メッセージは間違っていないのである。

 

そして、以前にも書いたように、第1グループのアセンション完了までは高次元存在たちにとっても悲観的な状況が続いていたのであるが、第2グループのアセンションが容易かつスムーズに進行している(現在では完了)ことで、地球のアセンションプロセス全体について総悲観から総楽観に変わったという転換点とも言える出来事だったのである。

 

毎度のことではあるが、誰にでも分かる形ではメッセージを出さないのである。分かる人にだけ分かる形でメッセージを出しているのである。それはなぜかと言われると困る。上の存在たちのお遊びでもあるようだが、それ以外の根本的な理由は私にも分からない。今回の件については、敵チームとの情報戦の都合上であるとか、広く知られると混乱するとか、そういう理由ではないそうである。

 

私が第2グループのアセンションに気付いたのは、光の宇宙連合からのメッセージをチャネリングしているあるチャネラーの動画を見たからである。その動画で、光の宇宙連合(アシュタールが代表して話している)が「あなたは、もうゴールラインを超えています」と伝えていたのである。

 

これを見て私には一瞬で意味が分かり、すぐさまペンデュラムで第2グループからアセンションした人が出たのかを確認したところ、Yesの回答が返ってきたのである。

 

この場合、少なくともここの部分のメッセージはこのチャネラー1人だけに向けられたものである。ここでは、「あなたは」と対象者が1人であることが分かるような言葉が入っているが、毎回そうとは限らない。だから、メッセージの読み手が、このメッセージは誰に向けられたものなのかをきちんと考えながら読まないと、メッセージの本質を理解できないのである。

 

スピリチュアルな情報を受け取る際にも、あるいは自分が発信する際にも、細心の注意を払わなければならないのである。

 

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